以前、実家の片付けをしていたときに


古いカメラが出てきたんです。


むかしむかし、


母がこれで家族写真を撮ってくれていたのを覚えています。





電池も入っていないし、


40年前のカメラですから


もう壊れているかな…と思って


私の自宅に保管していました。





今年に入って


母が入院して。


私も時間に余裕ができたところで


ふと思い立ってカメラの裏の蓋を開けてみたんです。


そしたらフィルムがまだ入ったままだったんですよぉ!!





開けちゃったー!

フィルムカメラって、

開けたらダメなやつでしょ?

真っ白になる??



もしかしたら母が撮った昔の写真が残されていたかもしれないのに


私ったら、なんて勿体無いことをしてしまったのでしょう。


母はどんな写真を撮っていたのでしょう?


誰が写っていたのでしょう?


せめてフィルムだけでも取り出そうと思ったのですが


動かないんです。





それで、


先日カメラに詳しそうな知人が来てくれたときに


相談してみたんです。



なんとかなりません?



すると、暗い部屋でフィルムを手で巻いてくれて…


取り出すことができたんです。


私はほんのわずかな期待を胸に


フィルムをカメラ屋さんに持って行きました。



何も写っていないと思います。

でも、現像をお願いします!!


わかりました。

何も写っていなかった場合も、現像料金だけはいただきますので、ご了承ください。



そして、待つこと2時間。


どうやら9枚の写真が残っているとのこと。



マジ!?


びっくり



そして、こちらが出来上がった写真です。






暗い…


黒い…


でも、よく見ると写っています。


私が小学3.4年生の頃です。


友達を呼んで


自宅でクリスマスパーティーをしている写真です。


楽しそうです。



私です⬇︎




お部屋にクリスマスツリーが飾ってあって


帽子をかぶっています。


こちらは母がケーキを食べているところです。





これは母とクリスマスツリー。





この日のことは全く覚えていないのですが


30年前の景色が、


忘れられていたカメラを通して


今ここに蘇りました。




写真に写る子供たちはみんな笑顔で


とても楽しそうにしていて。


母が準備してくれたクリスマスパーティーから


母の愛を感じます。


可愛がってくれていたのですよね。





最後に、応援をポチっとお願いします↓
 


にほんブログ村

 

講演依頼・お問い合わせは

⬇︎⬇︎⬇︎

メールフォームからどうぞ。



【岩り】
陽だまりオフィス

・認知症介護の電話相談
・ミドルケアラーの会の運営
・講演会 その他



    

ラブラブ岩佐まりのオンラインサロンラブラブ

スターブログでは書けないここだけの話
スターいつでも介護相談
スターサロンメンバーとの交流





    

岩佐まりの著書

  • 認知症の始まりから要介護3までの
    母と歩む道を綴りました
    「若年性アルツハイマーの母と生きる」




  • 認知症介護をする家族10人の
    それぞれの介護のカタチです。
    「認知症介護の話をしよう」
    ⬇︎