先日、我が家の次男が宇宙人だという話を書きましたが、

 

 

男の子って宇宙人多いですよね笑。

 

 

この記事は↓↓3年前に書いたものなんですが、

 

 

懐かしくなって再アップしてみました。

 

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以前ブロ友さんが、「やんちゃな息子二人がスーパーで走り回って、とにかくそれでストレスが溜まる」ということを記事にしていらして。

 

 

我が家も上2人は男の子なので、一時期はスーパーをかけ回り、

 

 

衣料品があるようなところに行けば、お洋服のかかったハンガーにもぐってかくれんぼ…となっていたので、ホントすいません

 

 

わかるわかるーーー(iДi)!!

 

 

って首もげそうなくらい頷いてました。

 

 

 

 

 

とはいえ…

 

 

我が家のボーイズはそこまでやんちゃ系ではなく、

 

 

ものすごくお喋りだし声はバカデカいけど笑、どちらかというと小さな頃から「活発」というタイプではないので、

 

 

パーーーッと走って行って迷子…

 

 

みたいなことはなかったのです、2人とも。

 

 

 

 

 

 

 

長男に幼い頃から危機管理能力があり、ビビリとも言う

 

 

危なっかしい宇宙人の次男をいつも見ていてくれたからのような気もするのですが、

 

 

「スーパーを走り回る問題」もほんの一時期で終わったので、

 

 

その当時(長男・年長、次男・年少くらい)のことを、本人たちは全く覚えていませんでした。 当たり前か…

 

 

 

 

 

 

 

わたし自身の話なんですが、

 

 

わたしは幼い頃から「親は正しいもの」という教育を受けて育っており、

 

 

親のほうから相談されたこと

 

 

って、まったくなかったんですね。

 

 

 

 

 

 

でも、わたしが大人になって、親になって、

 

 

わたしの兄が仕事を辞めて鬱っぽくなってしまったとき、

 

 

初めて父に、

 

 

「どうしたらいいと思う?」

 

 

って言われたんですよね。

 

 

 

 

 

 

わたしは父とずっと仲が悪くて、腹を割って話したことは、それまで一度もなかったと思います。

 

 

反抗期も酷かったし、思春期には吹っ飛ぶほどひっぱたかれたこともあるし笑、

 

 

父とわたしの関係は「いつも父が正しい」という形で何もかも済まされていて、

 

 

多分それが反抗の元になっていたし、

 

 

この関係が変わることは一生ないんだろうな…と半ば諦めてもいたのです。

 

 

 

 

 

 

でも、父に初めて兄のことを「どうしたらいいと思う?」と聞かれたときに、

 

 

初めて「人として認められた」ような気がしたんですよね。

 

 

嬉しかった。

 

 

父も、わたしに意見を求めることがあるのか…って驚いたのを覚えています。

 

 

 

 

 

 

なので、わたしは自分の相談をよくこどもたちにします。

 

 

こどもたちにはこどもたちの、わたしにはない新しいものの見方や考え方があるし、

 

 

どの世界もそうですが、どんどん新しい価値観や考え方が生まれているのに、

 

 

「親が正しい。大人だから正しい。みんなそうだから正しい」

 

 

なんて言いたくない。

 

 

 

 

 

 

で、この「スーパーで走り回っちゃう子に、お母さん疲れちゃう問題」の話をボーイズにしたところ、

 

 

面白い答えが色々返って来ました。

 

 

(※3年前なので、長男小5、次男小3の頃の話です。)

 

 

 

 

 

 

まず、「自分たちの場合は、だけど…」と前置きしてから、

 

 

ママが色々買い物で迷って、時間かかりすぎ。そりゃ、飽きる。

 

 

とのこと笑。  そらそうよねー

 

 

 

 

 

 

飽きて来ると遊びたくなる。

 

 

スーパーとか、お洋服あるようなところは、隠れ場所がいっぱいあって楽しいからやっちゃうんだと思う。

 

 

公園でやるのとはまた違う楽しさがあるのも、わかる。うむ。何その美味しさの違いがわかる、みたいな岸朝子さん的視点…

 

 

 

 

 

 

そこで、我が家のボーイズの出したアイディアは…↓↓

 

 

 

こどもとスーパーに行かない。

 

行くと走りたくなるし、走られると怒っちゃうから。

 

こどもが寝てから遅くまでやってるスーパーに行くとか、買い物の時はこどもをパパに預ける。

 

そして爆買い笑。 週に何度も買い物に行かないで済むようにする。

 

 

 

・きっとお母さんはストレスマグマが溜まっている。

 

コップで行くといつも8分目くらいだから、噴火しちゃうのも早い。

 

だから、マグマの位置を下げられるように、一人でお茶するとか、甘いものを一人でこっそり食べるとか、お休みの日にパパにこどもたちを預けてお洋服買いに行くとかする。

 

そうすると、ストレスマグマの位置が下がるから、噴火までの時間を稼げる。

 

 

↑③を①に下げる、みたいなこと。

 

 

 

 

「これ探して来て。ヨーイ、ドン!」とかお手伝いゲームみたいにしてみる。

 

お手伝いできたらお手伝いポイントをあげる。(ちなみに、我が家はお手伝いポイントが貯まるとおこづかいがもらえます)

 

「お母さんすっごい助かるー✨」って言われると結構嬉しいから、またやろうって思うかもしれない。

 

 

 

 

 

・とにかく喋りながら買い物する。

 

喋るのが楽しいと、ずっとそばにいると思う。つまんないと、走っちゃうから。

 

買い物中は隣にいないと出来ないゲームとかしたらどうだろう。(しりとり、歌しりとり、絶対英語言っちゃダメ、笑っちゃダメ、ジェスチャーゲーム、連想ゲームとか)

 

 

 

 

 

このあたりまではわたしも思いつくようなことで、

 

 

これをやっても効き目がない、ママにそういうこころの余裕もない、とかなのかもしれないよね…と話していたら、

 

 

長男がこんなことを。

 

 

 

 

 

「スーパーって音楽とかかかってるし、放送とかあったりしてうるさいじゃない?

 

だからさ、うるさくしていいし、走っていいと思ってるかも」

 

 

と。

 

 

 

 

 

「僕さぁ、小さくても“静かにしないといけないルールの場所”ってわかる気がするんだ。

 

 

ズーラシアンブラス(着ぐるみで演奏する楽団)とか聴きに行くとき、小学生で走り回ってるとか、うるさくしてる子、いないじゃない?

 

 

あれって、“静かにしないといけないルール”なんだな、ってなんとなく感じるんじゃないかなぁ。

 

 

だから、美術館とか博物館とか劇場とか、静かにするルールがあるところにいっぺん行ってみたらいいかもしれないよね。

 

 

ああ、世の中には、静かなほうがみんなが気持ちいいところ、静かなほうが楽しいところがあるんだなって思うかもしれない」

 

 

と言うのです。

 

 

 

 

 

 

わたしはそもそも「スーパーはうるさい」という気もしていなかったし(慣れきっててそれが当たり前になってる)、

 

 

“静かにするというルールを知らないから騒ぐ”という視点もなかったので、

 

 

おお…それはママには抜け落ちてる視点だったよ!確かにそうかもしれないね!

 

 

と盛り上がりました。

 

 

こういうとき、いろいろ「こどもからの目線」をインタビューされるのが、ボーイズは楽しいようで。

 

 

 

 

 

 

でも、宇宙人の次男に、

 

 

「もし、次男くんがパパになって、こういうやんちゃな男の子が生まれて来たら、パパとしてどうする?」

 

 

と聞いたら、

 

 

「う〜ん…パパはお尻ペンペンです!!

 

 

と言ってました笑。お、お前が言うか…

 

 

 

 

 

 

幼稚園の超やんちゃな男の子のママとも似たような話で盛り上がったのだけど、

 

 

彼のやんちゃ度はかなりのもので笑、

 

 

先日も大型商業施設で行方不明になり、迷子のアナウンスをかけても見つからず、

 

 

1時間必死で探し回ったのに、ようやく見つけた彼はのほほーんとトイザらスで知らない子とオモチャで遊んでいたそう笑。

 

 

「こんなとこで何やってんのーーーーーー!!どんだけ探したと思ってんのーーーーーー(TωT)!!」

 

 

と涙目で怒るママに、

 

 

「あっ、ママ♡ このオモチャ買って♡」

 

 

とニコニコ言って来たそうで笑笑。カワイイ

 

 

 

 

 

 

 

そんな話を聞いてこちらは爆笑してしまうけれど、

 

 

きっとママは本当に心配だったと思うのです。

 

 

我が家の次男も、そういうマイペースなところは似ているので、

 

 

ママの心労も、すごくわかる。

 

 

 

 

 

 

こどもたちの数だけ、その子にしかない個性がある。

 

 

宇宙人な、常識が通じない子の親ほど、

 

 

「なんなんじゃウチの子はーーーーーーーーー(*_*)!!」

 

 

って思っていると思う笑。

 

 

 

 

 

 

 

わたしも宇宙人のママとして毎日いろんな出来事がありますが、

 

 

「まじか!ウケる!」

 

 

の視点をいつも持てるように、

 

 

ストレスマグマを溜めないように笑、

 

 

自分のマグマ溜まりにすぐ気づけるように、過ごしています。

 

 

宇宙人のママって、ほんと大変。

 

 

 

 

けど、楽しいよねラブラブ ほんとネタには事欠かない

 

 

 

 

 

 

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