さて、ここ数日変わり者の宇宙人・次男(小6)について書いておりますが。
先日、次男の漢字ドリルを見ていたら、
「以下の漢字をなるべくたくさん使って文章を作りなさい」
という問題があったんです。
延・誕・担・欲など6年生で習った漢字が並んでいて、それらを使って文章を作る問題です。
そこに書いてあった、次男の作った文章…
『筋肉を使いすぎて筋肉痛になったと思ったら、けっこうやばくて担かで救急車に運ばれた。』
けっこうやばくて…
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
やばいのはお前やーーーーーー!!! 突然関西弁にもなるわな。
わたしにはわかる。
次男はすごく真剣にこの文章を書いていて、これはボケではないということが…
しかも、筋肉痛だと思ってたのに救急車ってそれ、どんだけ重症でどんだけニブチンな人なの!?!?
「こっ…これは文章で書く言葉としては適さないものが入ってるから、書き直そうか…(内容のおかしさはさておき…)」
驚きを隠せずそう言うと、次男、
「?? …んー、わかった」
と。
嫌な予感はしていた。
きっとわかってないんだろうな、と。
そして書き直して来た文章がこちら。
『筋肉を使いすぎて筋肉痛になったと思ったら、けっこうまずくて担かで救急車に運ばれた。』
けっこうまずくて…
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
YAPPARI WAKATTEHE---------------N !!! 突然カタコトにもなるわな。
予想はしていたけどね、うんうん…
こういうところに普段本を読まない恐ろしさが出ますね。
そして「けっこう」が平仮名ですけど。地味にずっと。
あー…道のりは長いなと思いましたね。うむ。
今まで彼のすきなことややりたいことに全振りして来ましたが、
さすがに台本や歌詞が読めなかったり、歌詞が自分で書けなかったりなどはゆくゆく困ると思うので、
毎日15分、読書の時間を次男に課しました。長男(中2)と娘(小2)は放っておいても毎日本を読む、本の虫
次男、今はこれを読んでいます。
これめちゃくちゃいいお話なんですよ。
日本児童文学者協会新人賞、新美南吉児童文学賞、第44回小学館文学賞を受賞した作品です。
不登校になってしまった中1の女の子が、
1ヶ月おばあちゃんのお家で過ごしながら、生き方について考えるお話で。
『西の魔女』と呼ばれているおばあちゃんは「魔女の修行」だと言って、女の子にいろんなことを教えます。
そして、1番大切なのは「自分で決めること」だと伝えます。
人に対して湧き上がる憎悪や疑惑の気持ちをどうしたらいいのか、
日々の暮らしの中で大事なことは何なのか、
自然との接し方、
死後、人間はどうなるのか…
わたし自身も中1ぐらいの頃にあてどもなくそういったことを考えて、眠れなくなることがあったなぁ…
と懐かしくなる本です。
自然の描写や食べ物の描写がとても美しく、
まるで自分が西の魔女のお家を実際に覗いているような気分になります。
小学校高学年くらいから読めると思います。
女の子にも男の子にもおすすめです!
ちなみにこの本は映画にもなっていて、
レンタルもできますので、こちらもおすすめ。
映像がとても綺麗で、『西の魔女』役がまるで本から出て来たような素敵な女優さんです。
たまにアマプラで無料になっていたりもしますので、是非!!
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