グスターヴ・ホルスト
GUSTAV HOLST
(1874-1934)
組曲「惑星」作品 32より「ジュピター」より
4曲目
木星 快楽をもたらすもの
Jupiter .the Bringer of Jollity
この作品は、諸惑星の占星術的な意義がきっかけとなって作曲された作品
であるそうです。
全6曲の組曲のうちの、4曲目にあたります。
この「ジュピター」は、実はギリシア神話の神々の父である、
ゼウスのローマ名なんです。
この「快楽をもたらすもの」という作品タイトルに、少々、
笑いがこみあげてきちゃいます(≧▽≦)
神々の父てあるゼウスは、非常に偉大な神であるが、大変な女好き
なんです( ̄_ ̄ i)
そもそも、ゼウスが、数多くの女神達や、人間の女性達と関係し、
その結果、実に
数多くの神々や、ニンフ達や英雄などが生まれる事になるんです。
ギリシア神話自体が、そもそも、ゼウスの女好きという性癖がなければ、
その後の数多くの物語が生まれないんですが。。。。
そして、ギリシア神話自体が、成立しないのだろともも思ってます
わたしは、ギリシア神話の面白さは、実に神々が人間くさい所があるもの
であると実は密かに思ってます。
そして、後世に、ギリシア神話は、実に数多くの素晴らしい傑作である彫刻、
絵画などに影響を与えています。
そして、数多くの星座の物語は、実は、ギリシア神話から生まれて
いるんです。
加えて日本の古事記には、ギリシア神話に実によく似ている神話が存在
するのも、非常に、興味深いです。
わたしは、このホルストの「惑星」のCDは、2枚持っています。
お勧めのCDのみ、ここでは、ご紹介しますね。
●ホルスト組曲《惑星》レヴァイン指揮 シカゴ交響楽団合唱団
スーパーサウンドシリーズ デジタル録音完全限定盤
中に小冊子も入っており、詳しい聴きどころまでが実に丁寧に解説が
書かれています。
全6曲の組曲から構成されているが、それぞれの惑星に神々の名と
タイトルが名づけられ、曲を聴いていると、ホルストの神々の
イメージがよくわかります
その中でも、最もおすすめの曲がこの4番目の「ジュピター」です。
是非、実際にお聴きになってみてくださいね。
他の残りの5曲にご興味を抱かれた方は、検索して、実際に聴いて
みてくだいね
なお、実際上記のCDの演奏ではない、You Tube をここでは
おかりしています。
なお、この「ジュピター」は、後、歌手の平原綾香さんが
このホルストの原曲である「ジュピター」題材に歌われて
いらっしゃいます
ここでは、その平原綾香さんの視聴率回数が最も多い21,236,129 回
のYou Tubeを選んだみました。
是非、聴いてくださいませ。
この際に編曲を加えられた平原綾香さんのこの曲も歌詞も歌声も、
わたしは、とても素晴らしいと思っています