ナマステ、ゆーこりんです♡
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現在は、【キルギス・ビシュケク】。
今日こそ、僕にビザを下さい・・・ヽ(;´Д｀)ノ
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昨夜の事。
宿にいる女の子（20）が、
『カーリー女神寺院に行くんですけど、一緒に行きませんか？』
と、誘ってくれたので、
一回行ったことあるし、
バングラデシュ行きのチケットを買いに行く予定だったんですけど、
せっかくなので一緒に行く事に＼(^o^)／
すると・・・
『あたしも行きたいわ！』
と、おばあちゃん。
お、おばあちゃんも来るのね・・・。
おばあちゃんはマザーハウスにボランティアをされていて、
コルカタに滞在されているんですけど、
その関係で宿を7時には出発したいとの事。
・・・早いなぁ。やめよっかなぁ。
まぁ、行かなかったら一日ダラダラするだけになっちゃう危険性もあるし、
行っときましょう。
因みに、カーリー女神寺院に何を見に行くのかと言うと、
ヤギの首切りの儀式です。
・・・。
まぁ、後でちょっと詳しく書きます。
そして、朝。
予定通り7時に出発し、バス停に向かいます。
左が、女の子（20）で、
右の日傘差してるのが、おばあちゃん。
そういえば、二人とも名前聞かなかったな・・・
インドの朝って感じですね。
あ、そういえばバスの番号とかわりません。
なので、
『カーリー！カーリーテンプル！』
とかひたすら言いまくって、
行くよー！って言ってるバスに乗る作戦です。
そして一台目。
『行くぞ！乗れ乗れ！』って言う人と、
『いかない。』ってそっけなく言う人が。
うーん、これは怪しいんじゃ・・・あ！乗っちゃった！！！
って事で乗車です。
インドのバスの車内はこんな感じです。
当然エアコンなし、
扉も開けっ放しです。
しかも、バス停では速度を落とすものの止まらないので、
乗る時は、ゆっくり走ってるバスに飛び乗り、
降りる時は、飛び降りるスタイルです。
そして、このバスは何やら左側が女性専用になっている様子。
おっさん座ってるけどね。笑
乗車料金は、距離とかによって異なるみたいなんですけど、
今回は7ルピー（約12円）です。
だいたい乗り場付近に、
こんな感じの料金回収係がいますので、
回収に来たら払えばオッケーです。
やっぱりローカルバスは安いので、
乗り方さえ覚えてしまえば
非常に便利です！！！
そして、バスはひたすら走ります。
で、着きました
ガソリンスタンドに。
なんで？？笑
とりあえず降ろされて、情報収集ヽ(;´Д｀)ノ
いろんな人に聞いてみます。
1人目。
『あー、それならあと1つ2つ先だよ！バス乗り換えてもうちょっと行ったらいいよ！』
2人目。
『少し戻らないといけないな。バスに乗って戻りなさい。』
言ってることが全然違う。
間逆だよー？？？笑
でも、明らかに2人とも故意に嘘ついてるわけじゃないんだよな・・・
だから、益々訳わかんなくなる。
そこに、警官登場。
聞いてみよう！
『おー！カーリーか。ここからだとバスに乗っ戻らなきゃだね。
お！ちょうどバス来たぞ！カーリーガート行くよな？・・・よし、これだ、乗れ！』
って事で、結局再びバスに乗車。
乗車料金は・・・8ルピー（約14円）との事。
さっきより高いんですけどーΣ(ﾟдﾟ;)
でも、結果的に無事にカーリー女神寺院付近に到着できたので、良しとしましょう！
バスや地下鉄で行く事ができますけど、
近くの大通りまでしか行けませんので、
ちょっと歩く必要があります。
因みに、サダルストリートからは地下鉄が便利。
パークストリート駅から乗車し、カーリーガート駅で降ります。
さて、歩きましょう。
道にはみやげ物はもちろん、
参拝者向けにお供え物をたくさん売っています。
ぶらぶら散歩しても面白いかも！
あ、ヤギ連れてますね・・・
このヤギはもしかして・・・？？？
そして、寺院に着きました。
ささ、内に入りましょう。
あ、カーリー女神寺院は写真撮影禁止、土足禁止です。
なので写真ありません。
あしからず。。。
ここで、ちょっとカーリー女神寺院についてちょっと。
ここはヒンドゥー教のカーリー女神を祀った寺院です。
これね、カーリー女神。
カーリーは殺戮と恐怖の女神で、
写真を見ると、左手には生首があって、
首飾りは生首を繋げたものです。
・・・頭おかしいですね。笑
因みに、カーリーに踏まれているのは旦那のシヴァ神。
カーリーは一度暴走したら止まらないらしくって、
シヴァ神を踏んで我に返ったんだそうな。笑
で、そんなカーリーは血を飲み干したりするらしいので、
それで羊の血を捧げてるんですって。
話を戻します。
中に入っていくと、多くの信者達が参拝に訪れていて、
長蛇の列ができています。
カーリー女神は、信者が多くって、メジャーな神様のようです。
で、奥に進んでいくと、
多分ここが首落とすところだなーっていう場所があります。
血がべったり付いてて、ちょっと囲われた？感じのスペース。
そして、そこの隣では首を落とされたヤギが解体されています。
すると・・・
おばあちゃん『あたし、やっぱりやめておくわ。とてもじゃないけど、見られない。』
と、言い残しておばあちゃん離脱。
ボランティア行っちゃいました・・・
あれれ？
おばあちゃんのために時間合わせたんですけど・・・。
まぁ、いいけどさ。
と、いう事で。
女の子とその時がくるのを待ってたんですけど、
まぁー、来るわ来るわ。
僕達がいた時は、ヤギがだいたい1時間に…6匹は来たかな？
赤い花の首飾りで装飾されたヤギが周りで待っています。
ヤギはまだわかってないんだろうね。
その装飾の赤い花食べちゃったりしてます。
そして、いよいよ順番がくると、
まず、水をかけらけて清められます。
そして、両前足を無理やり・・・
背中に。
そして、首切り代に固定。
この時に、ヤギがめっちゃ騒ぐんですよね。
その鳴き声が、何とも言えません。
そして、太鼓なんかを叩いて盛り上がったところで・・・
一気に首を切り落とします。
胴体は何が起こったかわからないような感じで、
しばらくバタバタしながら鮮血を撒き散らしてます。
頭は、まだ少し意識があるのか？少しの間は動いています。
そして、次第に動かなくなってきて、
動かなくなったところで、隣で解体される。
と、いう流れです。
一日何匹やってるのかは、
信者が連れてくるヤギの量によって変わると思うのでわかりませんが、
この時は結構なハイペースでした。
あ、やってるのは午前中だけみたいですよー
何でかは知りませんけどね。
で、この儀式は結構小さい子供なんかも、
普通に見てるんですよね。
日本だったら、絶対子供になんて見せない！ってなると思うんですけど。
でも、僕は個人的にはそういうところを全く見せない日本の社会って、
否定するわけではないけど、どうなのかなって思ったりします。
命を奪って生きているくせに、
その現状を直視させないですからね。
不思議じゃないですかー？？？
・・・そうでもない？
日本って裕福すぎるんですよね、きっと。
食料自給率が低いのに、食べ物があり過ぎるんだと思います。
食べたい時に、食べたいものが何でも食べられる社会。
素晴らしいと思います。
誰も不満ないですもんね。
でも、それを可能にする事によって、
結局売れ残って廃棄処分される食品があるし、
買っても、それが当たり前だからありがたみもないから、
平気で残してしまったりするんですよね。
うーむ。
・・・カーリー寺院で、
解体される羊達を見ながら、そんな事を思ってました。笑
ちゃんと、いただきます！と、ごちそうさまでした！は、
忘れずに言いたいと思います。
話がかなり逸れました。
カーリー女神寺院を見た僕達ですが、
女の子はこの後ショッピングモール的なところに行くというので、ここでお別れ。
僕には、バングラデシュ行きのバスチケットを買うという、
重大なミッションが残されていますのでね。
ちょっと長くなりましたので、次回に持ち越します。
では！
ゆーこりん
※1ルピー ＝ 約1.7円にて計算。（2013年6月現在のだいたいのレート）
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