代理人と話をして、もう少しだけウズベキスタンでチャンスを待つと決めたものの、リーグ開幕を2週間前に控えた時期に、テストのチャンスがあるチームはありませんでした。
枠に余裕があっても、求めるポジションが違うなど、タイミングが合わず、それ以上の情報も全くありません。
たった2日間だったけど、一人の時間をウズベキスタンで過ごし、その間に全く話に動きがなく、これ以上ここにいても、ただ時間だけが過ぎていくのみでした。
このタイミングで、知り合いの選手を通じて、インドネシアでアジア人選手を探しているという新しい情報を聞きました。
チームが決まるときは、決まる。決まらないときは、決まらない。
でも、ここにいても契約どころか、テストすら行けないだろうと思い、その話を聞いた日の夜には航空券を購入しました。
この判断が正しかったかどうかは、わかりません。
あのとき、こうしておけば良かった。と、思う頃には取り返しはつきません。
ずっとウズベキスタンでプレーすることを目標に、去年から過ごして来たので、悔しさもありました。
けれど、ここでプレーしたからこそ、気づけたことや経験できたことは沢山あり、それをこれからのチャンスで活かせば、この短い時間も無駄になりません。
インドネシアでも自分で身体を動かすことを考え、バリに滞在。
ほとんど海には入らないけど、海辺をランニング。
ウズベキスタンでは、雪の中でサッカーしてたから、常夏のインドネシアは気持ち良い。笑
インドネシアに入ってからも情報を集め、話を聞いてもらいながらひたすら待つのみです。
しかし、ここにいなければ、いざチャンスがあっても動けません。ましてや、ウズベキスタンにいたら、話は流れるだけです。
やれることはやった。できることはやってっきた。だからこそ、あとは待ち続けるのみ。
海外でサッカー選手としてプレーして生活したいと思うと、必ずこういう時期を過ごします。
でも、やれることをやると、あとはもう準備をしながら待つのみ。そして、我慢です。
我慢です、と言いながら、いったい誰に楽しそうな写真撮ってもらってるんだ?笑
つづく
久保木優
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