トキワのもり -3ページ目

トキワのもり

"今日のメニュー"はトライアスロン。"今週の飛び"はハンググライダー。書くときに書く。

最初に誘われたのは……いつだったかな?

お互いの北海道自転車旅が終わって一段落したくらいだったかな?

だから10月の頭くらいか。

「四国行こーぜ! もちろんチャリで!」

秋冬は無理だから春休みかなぁ、やっぱり。

なんて話を冗談半分でしながら迎えた秋学期。

漠然と3月後半の予定を空けておくことにした。


・・・・・・・・・・・


すけは大学始まってクラスで最初に話しかけてくれた元バスケ野郎。

今は小学校教員になるべく猛進中だ。


クラスのグループではおれとすけがふざけて、他の人がツッコミみたいな感じになることが多かった。

なんとなく近いものがあるってこと。


すけが自転車に乗りたいと言ったときは嬉しかったね。

周りに自転車旅する人が増えるのはいいことだ。


それですけとは北海道の初日とクリスマスライドを一緒にやった。

クリスマスライドって言っても日付は26日。

サンタの格好をしてゆかりのある人達のところへプレゼントを渡しに行く、一日遅れのサンタクロースをやったのだ。

それはパンクしたり渡しに行ける人達が離れた場所にいたりして、予定より少ない配達になってしまったけれど楽しかった。


そんなこんなで秋学期、授業で会う機会は減ったけどちょくちょくすけとは会っていた。


それでわかった衝撃の事実。

好きな人が同じ!

すごい! ドラマかよ!


本当にこんなことあるんだなぁ、なんて感心しながらも、おれは変わらず日常を続けていった。

発覚が11月くらいだったかな?

それからすけとの空気が微妙に、ごく僅かに変わった気がする。

(まぁだからクリスマスライドのときは不思議な気持ちでしたよ)

でも神のみぞ知る精神で気にせずいつも通り過ごした。


年が明け、春の他の予定が固まりだして四国旅も具体化し始めたころ、またもや衝撃の事実!

好きな人が付き合ったと!

何ィ! 誰と!

すけと!

マジか!

酒の場で聞いたので直前までのテンションではしゃぎまくり、すけをこれでもかと褒めちぎった。

帰りはその好きな人と一緒だったのだけれど別れるまでずーっとすけを褒めたたえてた気がする。


さすがにその後2、3日はぼーっとしたけれど、神のみぞ知る、そういうもんかとやっぱりいつも通りに過ごした。

そういう選択。

で、そういうことがあったからすけとの空気はさらに微妙なものに。

いつも通りくりゃあいいのに。

ま、それはすけが気にしいなだけなんだけど。


それからお互い忙しいのもあって四国旅の話もできないまま春休み突入。

おれはハングとダンスとスノボーで休む暇無く日本を駆け巡っていたから、四国前日になっても全然実感が湧かなかった。

微妙な空気も解決できないまま当日になった。


・・・・・・・・・・・


15日間すけと過ごした。

二人旅は鏡のようで、お互いの良いところ悪いところを知ることができた。

たいした会話をしたわけじゃない。

会話はしてないけどすけとの距離感みたいなものは落ち着いた気がする。



3年になってさらに会わなくなる。

深い考えがあるわけでもなく、なんとなく四国、遍路の旅に出た。

遍路は変革の旅と言うけれど、一番変わったのはすけとの関係性かな。

的確な表現は出来ないけど、すけとなら会わなくなってもふらっとまたどこかへ行ける気がする。

実際これからどうなるかは神のみぞ知るところなんだけどね!


いい春休みだった!
3月19日午前7時。

集合時間だがまだ自宅。

またもや遅刻、やってしまった。


一応言い訳をさせてもらうと、おれは春休みが始まってから一日も休むことなく活動していて、前日もダンスの講演を終日行い、夜遅くに帰宅していたのだ。

前々日も所属ゼミの教授のパーティーで準備やら片付けやらで時間が無く、その前日もパラグライダーの学生大会の運営で一週間家に帰れず、その前もハンググライダーの学生大会に参加し、かつ日本学連総会にも参加していたので10日間ほど家に帰れず、その前もスノボーに行っていたので家に帰れず……



でも遅刻、ダメ、絶対。



というわけで大学の同じクラスの友達"すけ"と二人で移動日含めて15日間、3月19日から4月2日まで四国へ自転車旅に行ってきました。

お遍路です。

横浜から徳島までは一日かけて青春18きっぷで輪行して、そこから88ヶ所を巡ります!




さて移動日、早速やらかしました。

前日、ラッシュが心配だからと早めに行こうと言うすけに対し、眠くて疲れたおれはラッシュが心配だから遅く行こうと言いました。

で、間を取って7時に集合ということになったのですが……遅刻!

準備は当日朝やるもんじゃないですね!

駅に着いたのは7時半すぎ。もろラッシュ!

自転車があるので混雑した電車には乗れず、3本ほど見送りました。

これじゃあ埒が明かないということで熱海までグリーン車に乗ることに。

グリーン券を買ってすぐに電車が来ました。

さぁ気を取り直してグリーン車!

と思ったら……空いてる!

ピーク過ぎてました(笑)

そんなわけで優雅な旅立ちとなりました。



横浜から徳島までは電車で約15時間。

乗り換えも10回以上。

そのほとんどを寝て過ごしました。


だって元々疲れてたし、座るのも立ってるのも疲れるんですもの!


徳島に着いたのは23時すぎ。

人生初の四国に感動する間もなくビジネスホテルに倒れ込みました。


カップルプランで宿泊(はぁと) ベッドはひとつ(フワーオ)


さてさてどうなることやら……



…ああそうだ、タイトルの三千キロってのは電車も含めてですからね!

電車往復だいたい 1600km 、自転車だいたい 1300km なので三千って言っても差し支えないですよね!
前回の記事で書いた10冊の本、現在では残り4冊になりました。

それだけの時間がたったということですね。



みなさまあけましておめでとうございます。



さて、大学2年の後半戦も終盤へと突入してまいりました。

”授業って形で柔道再開した。今シーズン最後のトライアスロンの大会が終わった。ちょっと遅めの夏合宿があった。ダンスの大会に出ることになった。トライアスロン部でバイク長になった。ハングの部長に内定した。ショップが分裂した……”


柔道、来年度も続けていきたいと思います。

それも少し発展させて。

柔道部や授業の練習に参加させてもらって二段を取るつもりです。

二段。

やはり形として、人に自分にわかるような形で実力を示したいという思いがあります。

初段というのは中途半端で恥ずかしいのです。

二段だって本当は大してすごくもないのですが、それでもある程度長く柔道に携わってきたという証しが欲しいのです。

というわけで私の柔道はまだ続くのでした。


トライアスロン、シーズンが終わり、そして再び始まろうとしています。

今日は駅伝大会でした。

久しぶりの大会で心身ともに満たされた感じがします。

今期のオフシーズンではきちんと練習しきれなかったので来期のトライアスロンは厳しいものになりそうですが、今回の大会はかなり楽しんで走ることができました。

いい感じに力を出し切った感があり、走行位置やスピード、スパートの駆け引きなどがあるエキサイティングな内容でした。

体と心をアスリート気質に戻していかなくてはですね。


ちょっと遅めの夏合宿…どころか冬合宿も終わってしまいました。

BBQ にキャンプ、スノボーと、ザ☆大学生! みたいなことが体験できてよかったです。

ハングのみなさんは私にとって「ドライな家族」みたいな関係です。

大事だし好きだけど、どうでもいいし気も使わない。そんな感じですか。

家長になったし町内会長にもなったので、来年度は少しばかり気を使わないといけませんが、まぁなんとかなるでしょう。


ダンス、みるみる私の中に侵入してきます。

全国の踊る大学生が集まる発表会に授業の一環で出ました。

本番はあっという間で、今まで感じたことのない独特の達成感がありました。

色んなスポーツをやってきたと自負していますが、あの感覚はダンス特有だと思います。

そういう場を一度しか体験していないので何とも言えませんが。

私の少年時代の大きなテーマ「表現」。絵だとか言葉だとか身体表現だとか、表現することはいつも心に引っかかっていました。

大学に入るにあたって身に付けた力、入ってから身に付けた力、その両方が具体的にダンスという形で私の前に現れました。

始めは抵抗感しかありませんでしたがよく考えてみれば動くことは私の好きなことの一つです。

時たま動いていてすごく楽しい時があるのです。

それをハマったというのでしょうが、ダンスにハマったというより…なんでしょう? 「動く」にハマったのですかね。

自分の興味の向く方向はわかってきましたがまだ具体的なものが見えてきません。

「テーマ」を見つけられるように過ごしていきたいです。



春は怖い季節です。

桜は好きですが大きく環境の変わる季節で、それに適応しようとするとエネルギーを大きく使ってしまいます。

いっぱい運動していっぱい食べていっぱい寝れば回復するのですが、そうするとどうも余裕がなくなってしまいます。

今私が欲しいものは「余裕」です。

何が来てもどっしり構えられる余裕が欲しいです。

今を大切に! が信条なのに今を対処できなきゃ意味ないじゃーんってことです。

春は目を未来に向けさせようとしてきます。

何が来るかわからない不安をはね飛ばして今を生きる。

そうありたいものです。



本当に何が起こるかわからないもので、時々思うんですよ、自分ドラマの主人公じゃないかってね。

「事故から無事生還!」「月がきれいですね」「山の湧水に救われる」「そんな三角関係て」etc…

人、人、人。そして自然。

人の出会いと自然の力。

何が起こるか全くわからない。

自分がどうなっていくのかもわからない。

すごく面白い。

流れに流されるのではなく乗りこなしていきたい。

自分が(禅でいうところの)「主人公」になれているかどうか。


そういう自分に、私はなりたいのです。

昨日、中学からの友達の家に行った。

今年になってから一人暮らしを始めた奴だ。

自分でお金を貯めて引っ越して、まさに自立してる奴だ。


奴は音楽の世界に進む……みたいだ。

なんか本気の歌を聞かせてきた。

まだまだ素人らしさが滲み出る奴をだ。

でも本気。


そんな本気のネガティブ野郎から本を借りた。

10冊も。

重いのなんのって。


いつ読破できるのかしら。
別に深い意味はなかったのだけれど、気がつけば一ヶ月近く更新してなかった。


今年度も半分が過ぎた。


授業って形で柔道再開した。今シーズン最後のトライアスロンの大会が終わった。ちょっと遅めの夏合宿があった。ダンスの大会に出ることになった。トライアスロン部でバイク長になった。ハングの部長に内定した。ショップが分裂した……


一ヶ月でも色々あった。


本当に。


その場その場を、今をどうにか生きていくのだ!