弟 享年44歳
先週の1/9が誕生日でした。
私が真夜中、車で名古屋に着くまで、待っててくれました。
着いて5分もせず、息を引き取りました。
死因は原因不明。
寝てて、そのまま心臓が止まり。
長い時間の心肺蘇生で心臓は動き出しましたが、脳死の状態。
着いた時の血圧は13/10…。
よく待っててくれました。
10年共に暮らして居た彼女が、救急車呼んで対処してくれました。
低酸素脳症と死亡診断には書かれてました。
優しすぎて、繊細すぎて、この世は生きにくかったのかな。
けど昔ならもっと、生きられなかったはず。
今の時代を選んで来たのね。
若いのに、まるで大往生のように、本人も知らないうちに、命が終わりました。
らしいな。
そして、私も憧れる終わり方。
その日の雨上がりには大きな虹が。お空を渡っちゃったね。荼毘に伏す前に。笑
→虹を渡る。
みんなに愛されてました。
ブルースの神様、なんて呼ばれてたり。
大きなブルースのLIVEも2本、開催決まってたのに。
初めてLIVEに穴あけちゃったって。
仲間が言ってました。
ばいばい。
おとうと。
いつまでも大好きだよ。
命が終わる直前、人口呼吸器につながれた弟と、馬鹿な姉弟3人で泣きながら最後の記念撮影もしちゃった。
私たちらしい、そんな別れ方。
けど、親より早く、姉より先に、死んじゃ、ダメじゃん…。
認知症の母に話すべきか、悩んでます。
弟大好きだった。
けど、お酒に負けて人に迷惑ばかりかけて。
母が弟と絶縁してから、わたしも疎遠になってた。
けど、
昨年母が倒れ、10年ぶりに再会から今日まで。濃かった。
メールもやりとりたくさんしてた。
うつ病で、障害者認定だった弟とは、日記をやりとりしてました。
マインドフルネス、行動認知の練習として。
弟と、とても近かった日々でした。
再会して、大好きと認識してからお別れできてよかった。
わたしの男の好みの根元は、どうやら、この、弟だった。
こだわり強くて。
イタリア車にしか乗らない、アメカジ古着、音楽、ギター、ベース、ブルース、仏教…など。
一つのことに、とことんこだわりエネルギー注ぐ男ばかりを好きになるきっかけは、弟だったと気付いた。
わたしは、人に影響受けやすいから、弟から教わった音楽はいまでも全部好き。
逆に、弟がわたしの聞いてる音楽で、「これ、いいな」なんて認めてくれたら嬉しかった。
弟だけど、お兄ちゃんみたいな尊敬するところも多かった。
弟は、亡くなるその日までに、離れていた人や、新たな支えとなってくれた人など、たくさんの幸せを集めて、命を終えた。
わたしも、間違いなく、いま、幸せに向かってると確信したよ。
昨日より今日たくさん泣きました。
今日より明日、もっと泣くでしょう。
棺の中に、ジャックダニエル、一瓶ぶちまけました。
末の弟と、わたしもラッパ飲みして!笑
神父様、目をまん丸くしてたそう
!
破天荒な血は父ゆずり。
私たち3人姉弟、仲良く、バイバイ!
10年弟を支えてくれた彼女の笑顔が戻るまで、家族も支えます。
皆が通る道。
わたしは、大事に歩きます。
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