岩崎雄大の、のぞき穴。-IMG_6807.jpg

こんにちは!
このブログを始めて初っ端
ご無沙汰してしまいました。

ブログを、
あまりに更新しすぎても
読み切れなくて諦めて忘れられるし、
しなさ過ぎると
…忘れられるし、
とか考えていたら、
もう一月も終わりでした。

こういう、
なんか無器用なダメな人です^^;

…っていう言い訳のタイトルでは
決してありませんっ!

これは、所属している劇団
ピーチャム・カンパニーの前回公演の時、
稽古場ブログを担当していた僕が
ブログタイトルに使っていた、
「演出家の今日の一言」シリーズです。

まぁ両方覗いてくれている人が、
果たして何人いるのかは分かりませんが^^;

今回は劇団のプロジェクトブログ↓
『アースダイバー』演劇化プロジェクトブログ
http://peagold.seesaa.net/
の担当をプロデューサーの
森澤くんがやっているので、

自分のブログでこのシリーズを続けることにしました。

自己満ですよーーー!

はい、さて、
今日のタイトルですが、

「なっちゃった、のは、なんでか」

人間がある行動を取ったり、
何かの発言をしたりする時、

どうしてそれをしたのか?
に対する最もシンプルな答えは、
「したくなっちゃったから。」
だと思います。

物語って、
したくなっちゃったり、
言いたくなっちゃったりした人たちの集まりです。

登場人物である本人たちに、
なんでそうしたの?
って聞いてみたら、
そうしたくなっちゃったから、
と答えるかもしれません。

意識的にはそうなのです。
なっちゃった。

でも、この人達を描く時に、
だってそうなっちゃったから、
という理由だけで描いてしまうと、
結果だけの薄っぺらい物語になってしまいます。

ドラマが広がるのは、
なっちゃった、のは、なんでか、
の部分なんです。

その、なんでか、は、
もしかしたら無意識の何かなのかもしれません。
でも何か理由があるから、
なっちゃう、のです。

昨日は稽古初日。
読み合わせをしながら、
その、なっちゃった、のは、なんでか、
を皆で考えていました。

完成した舞台を観てあなたは、
なっちゃったのは、
なんでだと感じるのでしょうか?

◆雄大◆