少しご無沙汰してしまいました。

昨日は来年2月に出演する、
神田時来組「大新撰組」の顔合わせでした。

新たな風を巻き起こしてくれそうな
意欲的な初参加の方々も多く、
全体としても大所帯なので、
自分は7度目の出演になりますが、
一つの時来組での集大成として、

時来組の芝居でありながら
時来組を超えた芝居を創るべく
皆で頑張っていきたいです。

これで一先ず、
年内の舞台の現場は終わりです。

ここまでの年末にかけての流れは、
自分にとっても大きな転機でした。

舞台の道に進む決断をした
十年前と同じく、今回も自分には
ハムレットが一つの転機となり、
そこからあらぐさを経て
今日の顔合わせという流れは、
自分の中で2014年を締めくくるのに
とても良い流れでした。

ハムレットで出会った
魅力的な共演者の方々から
本当に沢山勉強させて頂き、
根本的な表現に対する考え方が変わり、

あらぐさで、
若い学生たち一人一人と全力で向き合い、
表現の片鱗にだけでも触れてもらおうと
様々な角度から説明する中で、
自分の中でその考え方が
形どられてきました。

時来組、
ハードボイルドな男臭い芝居の中で
軽やかにその空気に乗らない役です。

皆に愛してもらえる永倉新八を
生きていければと思っています。

どうぞよろしくお願い致します。

神田時来組「大新撰組」
作・演出 泉 堅太郎
俳優座劇場
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