★「フィクサー」(原題 Michael Clayton) 「ボーン」シリーズの脚本を手がけたトニー・ギルロイ監督が"もみ消し屋=フィクサー"として生きる男の苦悩を描いたサスペンス・スリラー。 2008年4月12日(金)に公開され、興収4億円。 弁護士事務所に所属しながら"もみ消し屋=フィクサー"として生きるマイケル・クレイトンが巨大製薬会社の訴訟に関わる巨大な陰謀に立ち向かう… 第80回アカデミー賞でティルダ・スウィントンが助演女優賞を受賞。 ジョージ・クルーニーはマイケル・クレイトンを熱演、第80回アカデミー賞主演男優賞にノミネート。 男っぷりを発揮したジョージ・クルーニーと農薬会社の面子をかけた悪巧みとその陰での巨大なプレッシャーをリアルに演じ、アカデミー賞助演女優賞を受賞したティルダ・スウィントンの演技が光ります。
★「マイレージ、マイライフ」(原題 Up in the Air) 「ジュノ」のジェイソン・ライトマン監督が現代人を取り巻く様々な問題を描いたヒューマン・ドラマ。 2010年3月20日(金)に公開され、興収3億円。 リストラ宣告人として煩わしい人間関係を回避して身軽で気ままな人生を送ってきた主人公が2人の女性との出会いをきっかけに、それまでの生き方を見つめ直していく… ジョージ・クルーニーは「解雇宣告人」のライアン・ビンガムを演じ、第82回アカデミー賞主演男優賞にノミネート。 「バックパックに入らない人生の荷物は背負わない。」自分の"人生のスーツケース"に詰め込みすぎているのか、など考えさせられます。
★「ファミリー・ツリー」(原題 The Descendants) 「サイドウェイ」のアレクサンダー・ペイン監督がハワイを舞台に、家族崩壊の危機に直面したある一家の再生をユーモアを交えて描いたヒューマン・ドラマ。 2012年5月18日(金)に公開され、興収3億円。 ジョージ・クルーニーは家庭崩壊の危機に直面した家族の父親のマット役で新境地を開拓し、第69回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の主演男優賞を受賞。 かけがえのないものを失った悲しみを乗り越えて、大切な絆を取り戻していく家族の姿がじわりと心に深く浸みこんできます。