店長に必要な計数 利益と税金 | 日本カルチャー協会 認定講師 みずおち

日本カルチャー協会 認定講師 みずおち

講義内容「飲食店の店長に必要な計数」
「飲食店の儲かるメニュー動画活用術」

こんばんわ。トレカ集客代理人☆水落です。


店長に必要な計数 上級編 在庫と利益 の続きです。


こちらは上級編になりますので、


基礎がわからないと理解しにくいと思います。


基礎が不安な方はこちら から御覧ください。


昨日、会計上の利益(粗利高)を増やすために


意図的に在庫を増やすこともアリ。みたいなことを書きました。


これは出来れば使わないほうが良いですが、


やむ無く使う場合もあります。


それが融資です。


融資とは国や銀行からする借金です。


貸しだす方としては赤字で潰れてしまうかもしれない会社に


お金は貸したくないわけです。


だから実際の経営状況はちょっと赤字でも


在庫を増やすことでちょっとプラスに変換することは出来ます。


もちろん相手もプロですので大きな在庫増は見透かされます。


さらに借金で一時凌いでも結局はジリ貧ですので


使わない事が一番ベストですね。


では借金もでたので、


会計上、どこに借金の返済が来るのかを書きますね。


借金といっても、使用した用途によって引く場所が違います。


例えば1000万円の借金をして、機械を購入、減価償却で処理した場合、


経常利益よりも前、売上総利益から引くことが出来ます。


しかし、運転資金=社員給与の補填や商品の仕入代金で使用した場合は経常利益よりさらに後、純利益から支払います。


この違い、わかりますでしょうか。


経常利益より前で計上する場合、税金はかかりませんが


経常利益より後で計上するものは税金がかかります。


簡単に言うと


借金にも税金がかかるものがある。


ということなんですね。


借金には利子もあるのに、更に30%の法人税です。


更に更に法人住民税も持っていかれますからね。


お国って怖いですね~。




基礎がわかると計数はとっても面白いですよ。


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