つれづれ。 | ゆきんこゆっきの溢れるままに。

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自由に自由に。溢れるままに。ゆきの言葉をつづります。

3月30日 午前8時37分
女の子を出産した。

出産て、想像を越えるね。
陣痛と一緒にきた吐き気。
苦しかったな。

数時間は少しづつ少しづつ
開いていたけれど
途中からスイッチ変わったのが自分で
わかった。

獣のようになった。
声も、姿勢も。
それから、途中、歌のような、メロディーのような、声もでた。

繰り返しくるリズム。波。
おしてはひいてを繰り返し。繰り返し。
潮の満ち引き。
月の満ち欠け。

その波にどう自分の呼吸をあわせるか。

わたしだけでなく、
赤ちゃんだけでなく、
二人で息をあわせて、この世に生を
送り出す作業。

とてつもなく苦しかったけれど、
助産師さんたちに
とっても安産で
最後は笑いながらの出産でしたね。
素敵でした。
なにか、見たり、勉強したり、
心構えしたり、してたんですか?
かかっていた音楽も気持ち良いものでした。、と声をかけていただいた。

そうか。
笑いながら、わたしはこの子をこの世に
送り出したのか、と思ったら
泣けてきた。

この子を出産する日、
アナスタシアの響きわたるシベリア杉の
本を読んだ。

そこには、
出産や母乳のこと、それらが
宇宙の視点から書かれてあった。
そして、その意味がすごくわかった。
読んでいるだけで元気になってきた。

そして、わたしが生まれ育った
夕張の地を散歩し、土地や空気を感じ、
植物たちに感謝し、飛んでいる鳥たちの鳴き声を聴き、祝福を感じていた。

そろそろ、くるかもな。という
予感があった。

生まれて来る日は、
この子がきめたのだろう。

******

いま、目の前に
生まれて一週間をすぎた我が子が
いる。

おっぱいを飲むこと、
うんちやおしっこをすること、
眠ること、なくこと。

ただただ、夢中に生きている。

愛おしい。

ただただ、愛おしい。


いのちに、感謝。