タルト・ア・ラ・リュバーブ・エ・フレーズ@グッドタイムパティスリー | ボヌール☆花粉 松本由紀子オフィシャルブログ

4/5(月)O.A.の関西テレビ「よーいドン!」

本日のオススメ3のコーナーで紹介させていただいた『いま食べたい!魅惑の春スイーツ』🌸


1軒目は「グッドパティスリー」さんです。


こちらは、アルザスで約8年間修業を積まれた渡辺シェフが昨年9月に苦楽園にオープンされた焼き菓子の専門店です👨‍🍳








アルザスらしくクグロフやボベスといった茶系の焼き菓子がずらりと並んでいて、初めてお店に入った瞬間、キャー💓っとなってトキメキが止まりませんでした。



今回ご紹介させていただいたのは、春の新作の「タルト・ア・ラ・リュバーブ・エ・フレーズ」、いわゆるリュバーブとイチゴのタルトです🍓


土台はサクッと軽やかで甘くないブリゼ生地で、ざく切りにしたリュバーとフランの生地を流して焼きあげ、自家製のイチゴのコンポートを重ねて。

上にメレンゲを絞り、さらに195度で3分程さっと焼成しメレンゲの表面を乾かしています。


リュバーブは前日に10%の砂糖でマリネし水分をだすことで、酸味をギュッと凝縮させています。


イチゴはお砂糖と一緒に煮て果実感を残し、甘酸っぱく仕上げられています🍓



メレンゲがほんのりピンク色に見えるのは、イチゴとフランボワーズのピューレが加えられているからで、最後にオレンジのゼストも加えることで、ベリー系とは方向性の異なる、柑橘系の爽やかな酸味もプラスされています🍊


日本ではリュバーブというと初夏のイメージですが、アルザスでは春先に食べられるそうで、日本同様、イチゴと合わせるのがポピュラーだったのだそう🇫🇷


メレンゲのシャクっと崩れる儚い食感、イチゴのコンポートのとろんとした質感、そして主役のリュバーブのシャキシャキ感と、土台のブリゼ生地のサクサク感。


シンプルな焼き菓子ながら、様々な食感のコントラストを楽しめるのも魅力で、茶系尽くしのこちらの焼き菓子の中では、ちょっと春らしくおめかしした、オシャレ番長のような存在です💗


リュバーブのシャープな酸味といちごの甘酸っぱさのバランスが絶妙で、さらにオレンジの爽やかな香りが深みをプラス。


まるでお花が咲き誇るアルザスの春の情景が目の前に浮かんでくるような春色スイーツに仕上げられています🌸