おはようございます。雪乃です。
最近通勤中、ふと電車内で顔をあげるとキリンCMポスターのニノちゃんが…\(//∇//)\
めっちゃかわえぇ…。
そしてまたまたふと視線を下に戻すと、今度はアレグラ星人がこっち見てたりして…。
心臓が忙しいです(^_^;)
んでは、妄想の続きですー(^-^)/
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Side O
「んじゃ、この一杯飲んだら帰らせてね?」
ニノが座り直して首を傾げてリリティに聞く。
…俺の方からだと見えないけど、可愛い顔してたんだろーな、今…
リリティは嬉しそうにニノと喋り出した。
あんまり、そういうの、見せて欲しくない…。
「あっ、大野さん。こんなところにいたんですか」
ため息ついていたら、仲のよいスタッフに話しかけられた。
「ちょっと紹介したい新入りがいるんですよ~」
いや、今あんまりここを離れたくないんだけど…
そんなことは言い出せず、別のテーブルに連れていかれて、新入りのスタッフを紹介された。
挨拶とか、今後の話とかで結構話し込まれる。
あー、ニノが気になる…
じゃあ、またよろしく~って笑ってやっとニノのもとに戻ると、彼は少しリリティにもたれかかるようにして目を閉じていた。
ほら、いわんこっちゃない…
「ニノ。大丈夫?」
わざと、ニノとリリティの間に手をいれてニノの肩をつかんで揺さぶる。
「ん…」
ニノは目を開けたくないって言ってるみたいにぎゅっと眉を寄せて身じろぎした。
「ニノさん、可愛いですね。俺より年上とは思えない」
リリティがニノの顔を覗き込む。
…年下なのかよ、こいつ(怒)
「ほら、もう帰るぞ」
「ん、リーダー…帰るの?」
少し覚醒したニノが目を開けて、手で目をこすった。
「ニノさ~ん、まだビール残ってるよ。もう一杯は付き合ってくれる約束でしょ」
リリティがニノの飲みかけのビールを指さした。
「あ、ほんとだ」
ニノがジョッキに手を伸ばして飲もうとするから、俺は咄嗟にその手をがしっと掴んだ。
そのままジョッキを奪い取って自分の口に持っていってビールを飲み干す。
「あ…」
リリティが呆気にとられて、こっちを見た。
「ニノ、お前これ以上飲んじゃダメ。…というわけで、今日は帰ります!ほら、立って」
ニノの両脇に手をいれて、無理やり立ち上がらせる。ニノはまだぼーっとした様子でよろけて俺にぶつかってきた。子供みたいに体温が高くなっている。俺の腕にしがみついてくるから、いったん体を離して手をぎゅっと握り直す。
「ではお先でーす。すいません」
俺は有無を言わせる隙をあたえないよう矢継ぎ早にしゃべって、ニノの手を引いて皆に会釈しながら店を出た。
タクシーをつかまえて、ニノを先に押し込み、自分も乗り込む。
ちょっと迷って、行き先を告げた。
「•••方面へ…」
「了解です」
タクシーは滑らかに発車した。