大宮ヶ丘に陽は落ちて 13-2 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


こんばんは、雪乃です。


今日は苦手な画像貼りを久々に…

今日の妄想に合わせて、
ヒナとヨコ♪( ´▽`)

嵐さん以外の画像を貼ることがあると思いませんでした(^_^;)


ヒナとヨコ、書き分けムズいです。
私は、今は住んでるところ違いますが、ネイティヴカンサイ人なので関西弁は大丈夫なんですが…

2人の書き分け、もっと言うと関ジャニさん内の書き分けはめっちゃ難しくて、全員は登場させられませんでした(^_^;)

7人出すと誰が話してるのかわかんなくなるんで…





んでは、今日の妄想です♪( ´▽`)





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Side N





廊下へ出ると、ヒナはあたりに誰もいないことを確認して俺に耳打ちした。


「おーちゃんと、デキたってほんま⁈」


「なっ‼︎ おまっ…それ、どこから」


焦って声をあげたら、ヨコが体をくの字に折って笑い出した。


「ははっ、ごめんなニノ、カマかけただけやってんけど…」


ヨコと目を合わせてヒナも笑い出す。


「なんだよそれぇ」


俺がむくれた顔をすると、ヒナはちょっとだけ真面目な声で言った。


「ニノと大ちゃん、最近、なんか雰囲気ちごたからそうなんかなーって思ってカマかけてみたんよ。ごめんな。誰にも言わへんから」


「言うとくけど、お前ら気ぃつけんとすぐバレるで」


ヨコの目が笑ってる。


「だだ漏れやで」


「そ…んなに、わかる?」


「ふ、もう耳赤なってもうてるやん」


「酔ってるだけだって」


「で、どっちからなん?」


ヒナとヨコが声をそろえてこっちを向く。



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「え?」


「恋バナと言えばこの質問やがな。どっちからいったん?」


「え…」


「どっちから?」


「どっちから…って…」


いきなり頭の中に、初めて大野さんと交わした…遊びじゃない口づけの感触が甦ってきて、言い淀む。


「どっちから…なんでしょう…ね…」


しどろもどろ言うと2人は吹き出した。


「顔、めっちゃ真っ赤なってるやん」


「ただのノロケやがなそれ」


そのとき、トイレから戻ってきたらしい人影が俺達を見つけて声をかけた。


「二宮くんやん」


茂くんが真っ赤な顔をしてやってきた。


「茂くん、俺らは目に入ってないんですか」


「ひどいですわー」


「いや、ちゃうやん、お前らとはようしゃべってるから…」


「俺、茂くんと結構しゃべってますよ」


俺が笑いながら言うと、茂くんは俺の肩に手を回して宴会場へ戻るそぶりを見せた。


「僕、二宮くんのことあんまり知らんから、今日は飲もか」


気持ちはありがたいけどなんか長くなりそうだな…


大野さんとこ、行かなきゃだし…


俺は焦ってヨコとヒナに助けを求める視線を送る。

2人は顔を見合わせて、ニヤニヤ笑った。


「俺らちょっとトイレ行ってくるわ」


「あとでな、ニノ」


「あ、俺も行く…」


「二宮くん、どこ座ってた?」


茂くんが俺のかすかな声など耳に入っていない様子で宴会場の襖をあけた。


つきあう…しかないか…