誕生日の君 後編-2 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。






さっきまで探るように俺の唇をついばんでた柔らかさは消えて、くぐもった水音があがる。


「っふ…ん…ぁ」


俺の全部を知り尽くそうとしてるみたいに、大野さんは俺 の 口 内 を 貪 っ た。大野さんの手が俺の髪の隙間に滑り込んで、くしゃ、って撫でる。その 指 が 耳 に 触 れ て、身 体 中 が 熱 くなっていく。


「んっ…はぁ…あ」


脚に力が入らなくなって、壁にもたれかかったまま膝を折り曲げて、ゆっくりと床に座ると、大野さんもしゃがみこんだ。


一瞬、唇を離して、目を合わす。


「ニノ…」


「ん…」


「ごめん、もっかい…」


大野さんは俺の方を向いてしゃがみこみ、背中を丸めた。両手で俺の頬を挟み込む。眉をぎゅっと寄せてまた俺に唇を重ねた。