あ・ま・い・の・4 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。







Side O







「変なカッコ…」


「ううん、かわいいよ?おいで…」


膝の上をぽんぽんとたたくと、ニノは背を向けて膝の上にちょこんと座る。


「なんでこっち向きに座んないの?」


「だって…下履いてなくて…そっち向きだと…足開かなきゃいけないんだもん…恥ずい…」


ちょうどお尻の部分がチュニックの裾で覆われているから、ニノが隠したいであろうところは全部隠れていた。

俺はニノを乗せている膝をゆっくり開いていって、その間にニノを閉じ込めるようにぎゅっと抱き寄せた。


「大丈夫だって。おいらのもこんなんなってるし」


ぐいぐい押し付けると、ニノはふふっと照れくさそうに笑みをこぼした。


「なんか、ホント、久しぶり、ですね…」


ニノが、自分を抱きしめる俺の手にそっと自分の手を乗せた。


「久しぶり…もうニノと会えなくて…ニノ切れで大変だった…」


「ニノ切れって…」


ニノはまた照れくさそうにふふっと笑うけど、ニノがいない夜はほんとにすごく寂しかった。


「ね、ニノ…」


「ん?」


「俺と会えない時…一人でシたりした?」


「なっ」


ニノがびっくりした声を出して身体を揺らした。


「一人で…おいらを思い出して、シたりした?」


「な…そ、そういう大野さんはどうなのよ…」


「んふふ…おいら、しちゃった」


「ま、マジで…」


ニノの後頭部から、耳が真っ赤になってくのがよく見えた。


「ニノのぉ、丸っこいこの手に、や らしく触 ってもらってるっての、超、妄想した」


ニノの手をちょんちょんと指でつつくと、ニノが恥ずかしそうに身を縮こまらせる。


「で、ニノは?ニノも…シた?おいらのこと考えながら…」


「し…てない。そんなこと、するわけないじゃない」


背中から横顔を覗き込むと、目をそらしながらニノが小さく呟く。


「嘘だぁ。シたでしょ?だって映画の撮影先からもらったメールさあ…めちゃくちゃ寂しそうだったじゃん」


『ひとりでゲームしてる』


『大野さんは何してる?』


『…会いたいよ』


『明後日帰るけど、会える?』


って矢継ぎ早にメールが飛んできて、おいら、にやけちゃったんだよなあ…


「ね、シたでしょ」


ニノの頰に唇を寄せて囁くように言うと、しばし黙った後、ニノは唇を尖らせたまま、こくんと頷いた。


「おいらのこと、考えてた?」


ニノが振り向いて、潤んだ瞳をこっちへ向ける。頰はピンク色に染まって、眉が困ったようにぎゅっと寄った。


「ホントは…考えて…たよ…大野さんのこと、ばっかり…」




やばい…




かわいいだろ、これ…




「ね、じゃあさ、ニノ…頭の中の俺は、ここ触 った?」


ニノの胸 の 先を探 りあてて、パジャマの上からきゅっとつまむ。


「あっ…んんっ…」