Five minutes 〜智に内緒で櫻宮☆ 7 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。







Side S






たぶん、時間はあとほんの少し…



もう少しだけ…俺の指で、困ってよ…



俺はニノに向かってニヤリと笑うと、片手を胸においたまま、黙ってニノの下   半  身にもう片方の手を伸ばす。


「んっ…ダメ…翔ちゃ…」


ニノは慌てたように口を手で押さえた。ゆっくりと手を動かすと、ニノは目を閉じて眉根を寄せる。


「んっ…んん…ダメ…声が…」


急速に体温の上がってゆく小さな体が可愛くて、もう一度、耳元へ顔を寄せて甘噛みする。手のひらをニノの体に押し付けるようにしてゆっくり動かすと、ニノは熱い吐息を漏らしながら身をよじった。



















ピピピピピピピ…




5分を告げるアラーム音がポケットに突っ込んだスマホからあがって、俺は脱力して、ニノに体重をかけた。


「ちょ、翔ちゃん、重い…」


隣の個室からまたバタンと音がして、2人がなにやら話しながら化粧室スペースを出て行く気配がした。


「はあ…終わっちゃった…」


ニノの両肩に腕をのせて、俺がため息をついたら、ニノがぷっと吹き出した。


「翔ちゃん、さすがに時間通りだね」


だって、これ以上やったら、さすがにやばいよね…



アラームなかったら止まんなかったな…



かけといてよかったー…



眉を寄せてる俺の顔を見ながら、俺の首にニノは両手を回した。ふふっと笑って口角をきゅっとあげる。俺の目をじっと見つめて、囁いた。


「延長…する?」


「え?」



…え、延長って…⁈



思わずごくりと喉を鳴らした俺を見て、ニノはいたずらっぽく笑った。