BL妄想です
苦手な方はお気をつけくださいませ
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俺が笑って聞くと、ニノは見る間に真っ赤になった。
「ね、どうなの?」
困っている顔がかわいくて、ニノの中 心に指をは わせたまま、ニノの顔の脇に手をついて顔を近づける。
「ファイナル…アンサーです…」
「ふふ…おいらの指だとどうなんの?」
ニノの顔の脇においた指で耳をなぞる。
「大野さんの指だと…耳だけで…」
ニノは目を閉じて両手で口を覆った。
「その…たっ…ちゃうし…」
「ふふっ…すごいもんね」
ニノは目を開けて、恥ずかしそうに肩をすくめた。
「た っちゃうだけ…?」
「あっ…はぁ…ぬ…れます…」
中 心をさわ る手の動きを早めてやる。
「ぬれ んだよね?」
「あっ…ぬれっ…る…のぉ…」
親指を先 端において、くるくる円を描いてくちゅくちゅと音を立てると、ニノは両手で口を抑えたまま、顔を横にのけぞらせる。
「あっ…ふあぁっ…やあ」
ああ…
今年もかわいいな…ニノ…
「ニノ、寝る前に言ったやつ決めた?」
手の動きを止めて、ニノの顔を覗き込みながら言うと、ニノはキョトンとした。
「…え…なんだっけ?」
「年明け一発目スるときの体 勢」
「え…決めてないよ…そんなの…」
ふいっと目をそらしながら恥ずかしそうに呟く。
「じゃ、今決めて?何がいい?」
ニノは顔を俺に向き直して、じっと見つめた。興 奮しているせいか、瞳は涙をこぼしそうなくらい潤んでいる。
生まれつき、人に甘えやすいように作られているのかと思わせるような、くっきりとした二重の瞳が、ゆっくりと瞬きして、俺を見上げる。
震えるまつげ。
ニノはゆっくり口を開いた。
「…なんでもいい…大野さんとだったら…」
さっき嘘ついたから、今度はちゃんと言わせてやろ、とか思ってた気持ちは一瞬でどこかに飛んで行った。
「…おいらも、ニノとなら何でもいい…」
口を覆っていた両手をどかせて、ちゅっとキスを落とす。