一年の愛は元旦にあり☆ 3-1 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


BL妄想です
苦手な方はお気をつけくださいませ















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Side O







俺が笑って聞くと、ニノは見る間に真っ赤になった。


「ね、どうなの?」


困っている顔がかわいくて、ニノの中  心に指をは  わせたまま、ニノの顔の脇に手をついて顔を近づける。


「ファイナル…アンサーです…」


「ふふ…おいらの指だとどうなんの?」


ニノの顔の脇においた指で耳をなぞる。


「大野さんの指だと…耳だけで…」


ニノは目を閉じて両手で口を覆った。


「その…たっ…ちゃうし…」


「ふふっ…すごいもんね」


ニノは目を開けて、恥ずかしそうに肩をすくめた。


「た  っちゃうだけ…?」


「あっ…はぁ…ぬ…れます…」


中  心をさわ  る手の動きを早めてやる。


「ぬれ  んだよね?」


「あっ…ぬれっ…る…のぉ…」


親指を先  端において、くるくる円を描いてくちゅくちゅと音を立てると、ニノは両手で口を抑えたまま、顔を横にのけぞらせる。


「あっ…ふあぁっ…やあ」



ああ…



今年もかわいいな…ニノ…



「ニノ、寝る前に言ったやつ決めた?」


手の動きを止めて、ニノの顔を覗き込みながら言うと、ニノはキョトンとした。


「…え…なんだっけ?」


「年明け一発目スるときの体  勢」


「え…決めてないよ…そんなの…」


ふいっと目をそらしながら恥ずかしそうに呟く。


「じゃ、今決めて?何がいい?」


ニノは顔を俺に向き直して、じっと見つめた。興  奮しているせいか、瞳は涙をこぼしそうなくらい潤んでいる。

生まれつき、人に甘えやすいように作られているのかと思わせるような、くっきりとした二重の瞳が、ゆっくりと瞬きして、俺を見上げる。


震えるまつげ。


ニノはゆっくり口を開いた。


「…なんでもいい…大野さんとだったら…」


さっき嘘ついたから、今度はちゃんと言わせてやろ、とか思ってた気持ちは一瞬でどこかに飛んで行った。


「…おいらも、ニノとなら何でもいい…」


口を覆っていた両手をどかせて、ちゅっとキスを落とす。