一年の愛は元旦にあり☆ 6 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。








Side N







もう、体を支えていられなくて、大野さんの胸に倒れこむ。


「ニノ…大丈夫?」


「だい…じょぶ…」


大野さんの上下する体の上で息を整える。大野さんの腕が俺の背中に回ってぎゅっと俺の体を抱きしめた。


「ふふっ…おいらの方がお前の体  中詳しかったね」


満足気に言われ、ついさっきソコを攻  められた感覚を思い出して顔が熱くなった。


「ニノ…また耳真っ赤になった」


大野さんはふふっと笑いを含んだ声でそう呟いて、俺の耳をつまんでふにふに動かした。


「…ぅ…あ…もうダメ…だよ…」


「ふふっ…そだ、ニノ、今年のさ」


大野さんは耳をつまむ手を俺の髪に移動させて、ゆっくりなで  た。


「今年の目標、っていうかニノに目標にしてもらいたいこと言っていい?」


「いいですよ。但し赤ちゃん言葉で」


「あー、そういや相葉ちゃん面白かったな…」

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大野さんは思い出したのかくすっと笑った後、俺をじっと見た。


「じゃあ行くよ?お前の目標」


「俺の目標ね」


「ニノの目標は…しゅぐにみみをあかくしない、でちゅ」


「は?耳を…赤くしない?」


顔を上げて大野さんを見ると、にへっと笑った。


「だってさ、おいら以外の奴にさわ  られてもすぐに真っ赤になっちゃうんだもん」


「大野さんがさわ  って赤くなるのはいいの?」


「うん…それはかわいいだろ?」


満面の笑みで言われて、また顔が熱くなった。


「し…知りませんけど…」


「だからね、ちゃんと訓練しないとダメ」


大野さんはまた俺の耳をふにふにと弄んだ。


「訓練って…どうやってすんの?」


「さわ  られても、赤くなんないように頑張る」


真顔で言うから俺は吹き出した。


「ね、その訓練のとき、他の奴にさ  わられることになるけどいいの?」


「なんで他の奴にさわ  らせんだよ」


不満気な大野さんの顔にまた吹きだした。


「だって…あなたの指だと訓練できないでしょ?」


「そっかあ」


大野さんはにこっと笑って、「じゃあ訓練中止」とつぶやいた。


「シャワーする?」


俺が起き上がりながら言うと、大野さんも起き上がって伸びをした。


「シャワーしてメシ食お。お前の耳しか食ってないから腹減った」


「いやいや…ワタシの耳、食べ物じゃありませんから」


大野さんは俺の耳元に顔を寄せて、はむっと唇で耳たぶを甘  噛みしてから、耳元で囁いた。


「おいらの目標は…にののみみをいっぱいたべる、でちゅ」


「食うなっ」


大野さんはぱっと俺から離れてベッドから降りた。


「こらっ食い逃げすんなっ」


俺が怒ったフリをして、ベッドから降りたら、大野さんは笑いながらバスルームへ小走りで逃げていった。
















❤︎おわり❤︎