君の瞳でつかまえて 3-3 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。








Side O







どうしよ…男ってわかったけど…



男だけど…



止まんない…



俺はニノのそっぽを向いた頰にピンク色が差すのを見ながら、黙って手をさらに下へと滑らせた。薄い体を経て、ユカタの帯の下にそっと手を伸ばす。


「…んっ…」


ビクッとニノの体が揺れて、かすかに声が漏れる。ニノを拘束している鎖もジャラと音を立てた。


「あ…ごめん…」


思わず謝ると、ニノはきつく閉じていた目をゆっくりと開けた。

柔らかそうな髪の間から覗く耳が真っ赤に染まっている。さっきはキラキラしていた瞳には、ぼうっと霞がかかっているようにも見えた。



そんな目しないでよ…



嫌がんないから、



さわってもいいのかって…思っちゃう…



「男だね」


口の中が乾いててうまく言葉が出てこなくて、かろうじてそれだけ伝える。


「やっぱ男なんだ!」


相葉ちゃんが、なぜか嬉しそうに笑って言う。


ニノの方へ向き直ると、耳を真っ赤にさせて、頰を上気させて、じっとこっちを見ていて、ドキマギした。



なんだろ…



なんでこんなドキドキすんだろ…



俺は変な気持ちを追い払おうと咳払いを一つした。


「それで…えっと…ニノは、城壁外で、何をしてたの?」


業務上、一番調べなくてはいけないことを質問すると、ニノはまた目を見開いた。