君の瞳でつかまえて 6-1 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。








Side O







牢屋のドアを開けると、ニノは先ほどと変わらず、左右の両手首に鎖を嵌められて、頭の斜め上で固定された姿勢で、ぐったりと目を閉じていた。


「ニノ…」


呼びかけると、ゆっくり目を開ける。


「あんた、また来たんだ」


涼やかな声。


きゅっと口角をあげて、ニノは微笑んだ。


「もしかして、俺を拷  問でもしに来た?」



む。



バレてる…



「わかってんなら話は早いね」


俺は強い光をたたえてこっちをまっすぐ見つめるニノに一歩近づいた。


拷  問なんてはじめようとしているのに、この胸の高鳴りはなんだろう。



相手が、こいつだから…?



たぶん、おいらは…こいつに







もいちど、触れたかったんだ。







「今からゴーモンすっから…」


言いかけると、ニノは目を丸くした。


「イヤだったら、何者で、何してたのか言えよ?」


ニノは堪えきれない、といった様子でぷっと吹き出した。





…バカにして。





おいらだって、




お前に口を割らせるくらいできんだから…

 



ニノのはだけたユカタの襟を左右に開いていくと、ニノは小さく焦ったように「ぁ…」と声をあげた。


牢屋の絞った照明に照らされるニノの体は真っ白で、男にしては華奢に見えた。思わず体をじっと見つめると、ニノは恥ずかしげに目を伏せてそっぽを向く。




うん…嫌がってる。



効いてるっぽい。




こちら側を向いた真っ赤な耳に、ふーっと息を吹きかける。


「…やっ…」




なんだろ…




またドキドキしてきた…




目をぎゅっと閉じるニノの姿に、こっちの体温が上がっていく。



















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コレがゴーモンになるのか?ってツッコミは禁止です(^▽^;)

こ、この先も(^_^;)