君の瞳でつかまえて 6-2 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。








Side O







真っ赤になったニノの耳たぶをつまんでみた。


「やっ…だっ…」



ふふ、やっぱ、これ、嫌なんだ。



そのまま耳の縁を親指でつーっとなぞってみると、耳だけじゃなくて、頰にもピンク色が差してきた。


「やめっ…ぁ…」


「やめて欲しかったら、トーマ王子との関係教えて?」


「やだっ…」


耳を触っただけで、目をウルウルさせてるくせに、ニノは強く拒否の声をあげる。


「じゃあ、こうすっから」


俺はニノに顔を寄せると、耳にぱくりと噛み付いた。そのまま、耳の中に舌を侵入させる。


「んやっ…やあぁ…」


ビクっと跳ねる体を壁に押し付けて、深くまで突っ込んでは、また入り口までな  め上げる。髪とか、ニノの体の香りに離れ難いものを感じて、俺はその場所をしばらく攻め立てた。


「やぁんっ…やだっ…ぁ…」



どうしよ…



男のくせに、



ニノの声、めちゃくちゃ可愛い…



唇にも、


こんな風に触れたくなってきちゃった…




でも…と俺は身を離して、ニノの唇を見た。

薄い、形の良い、ほんの少し尖ったように見える唇。



唇ヲ攻メントキ
噛マルル恐レアリ注意セヨ



書物にある言葉が蘇る。


首  筋を指でなぞると、ニノは唇を薄く開けて、吐息を漏らした。俺が手を止めると、潤んでぼうっとした瞳でこっちを見る。



ああ…よくわかんないけど、



もう、たまんない。



噛まれたって、いーよね…



だけど、おいらの本能が、さっきからずっと警鐘を鳴らしてるのにも、おいらは気づいてる。





こいつに口付けたら、







お前がつかまるぞって…