BL妄想です
苦手な方はご注意くださいませ
Side O
しばらく待っていると、呼び鈴が「リーン」と鳴って、俺は「リ」の辺りで扉に駆け寄って、鳴り止むと同時に扉を開けた。
「大野さ…わっ」
「ニノ…」
晩餐会のあと着替えたのか、ユカタ姿で廊下に立つニノを抱きしめる。
「中…」
ニノが廊下を気にするように振り向いた。その体を部屋の中にぐっと抱き寄せる。バタン、と大きな音を立てて扉を閉めた。
ニノの体を、扉の前で支えたまま唇を塞ぐ。
「んっ……っは…鍵…」
俺はニノの顔を片手で支えたまま、キスを続けて、後ろ手に鍵をかけた。
ようやく安心したのか、ニノの俺の背中に回された腕に力がこもる。
「っ…っふ…んぅ……おー…の…さ…ぁ…ふ…」
俺が口付けを深めると、ニノも応えるように激しく絡ませてきた。華奢だけれど、柔らかさもあわせもった熱い体を自分の方へぐいっと引き寄せて、後頭部を包みこむ。
「んんっ…ふ……ぁ…寝台に…」
ニノが目をちらりと寝台の方へやりながら囁いた。俺はニノから唇を離して、ニノの膝裏に腕を回して抱き上げた。
「わっ…」
ニノはびっくりした声をあげて俺の首に腕を回してしがみついた。そのまま寝台まで運んで、そっと横たえる。
「ふふっ…びっくりした…」
ニノはおかしそうに笑って、俺を見上げた。
「だって…ずっと、こうしたくて…たまんなかったんだもん」
俺は身をかがめて、ニノに口付ける。ニノは両手をあげて、俺の顔に触 れた。
「俺も…んぅ…会いたかった…」
「ホント…?おいらのこと…忘れたりしなかった?」
口付けを止めて、瞳を覗き込む。ニノは頷いた。
「んっ……っは…鍵…」
俺はニノの顔を片手で支えたまま、キスを続けて、後ろ手に鍵をかけた。
ようやく安心したのか、ニノの俺の背中に回された腕に力がこもる。
「っ…っふ…んぅ……おー…の…さ…ぁ…ふ…」
俺が口付けを深めると、ニノも応えるように激しく絡ませてきた。華奢だけれど、柔らかさもあわせもった熱い体を自分の方へぐいっと引き寄せて、後頭部を包みこむ。
「んんっ…ふ……ぁ…寝台に…」
ニノが目をちらりと寝台の方へやりながら囁いた。俺はニノから唇を離して、ニノの膝裏に腕を回して抱き上げた。
「わっ…」
ニノはびっくりした声をあげて俺の首に腕を回してしがみついた。そのまま寝台まで運んで、そっと横たえる。
「ふふっ…びっくりした…」
ニノはおかしそうに笑って、俺を見上げた。
「だって…ずっと、こうしたくて…たまんなかったんだもん」
俺は身をかがめて、ニノに口付ける。ニノは両手をあげて、俺の顔に触 れた。
「俺も…んぅ…会いたかった…」
「ホント…?おいらのこと…忘れたりしなかった?」
口付けを止めて、瞳を覗き込む。ニノは頷いた。