君の瞳でつかまえて 45-1 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


BL妄想です
苦手な方はご注意くださいませ





















Side O






祭りのあと、晩餐会に出席して、高揚感を抱えたまま部屋まで戻った。


しばらく待っていると、呼び鈴が「リーン」と鳴って、俺は「リ」の辺りで扉に駆け寄って、鳴り止むと同時に扉を開けた。


「大野さ…わっ」


「ニノ…」


晩餐会のあと着替えたのか、ユカタ姿で廊下に立つニノを抱きしめる。


「中…」


ニノが廊下を気にするように振り向いた。その体を部屋の中にぐっと抱き寄せる。バタン、と大きな音を立てて扉を閉めた。

ニノの体を、扉の前で支えたまま唇を塞ぐ。


「んっ……っは…鍵…」


俺はニノの顔を片手で支えたまま、キスを続けて、後ろ手に鍵をかけた。


ようやく安心したのか、ニノの俺の背中に回された腕に力がこもる。


「っ…っふ…んぅ……おー…の…さ…ぁ…ふ…」


俺が口付けを深めると、ニノも応えるように激しく絡ませてきた。華奢だけれど、柔らかさもあわせもった熱い体を自分の方へぐいっと引き寄せて、後頭部を包みこむ。


「んんっ…ふ……ぁ…寝台に…」


ニノが目をちらりと寝台の方へやりながら囁いた。俺はニノから唇を離して、ニノの膝裏に腕を回して抱き上げた。


「わっ…」


ニノはびっくりした声をあげて俺の首に腕を回してしがみついた。そのまま寝台まで運んで、そっと横たえる。


「ふふっ…びっくりした…」


ニノはおかしそうに笑って、俺を見上げた。


「だって…ずっと、こうしたくて…たまんなかったんだもん」


俺は身をかがめて、ニノに口付ける。ニノは両手をあげて、俺の顔に触  れた。


「俺も…んぅ…会いたかった…」


「ホント…?おいらのこと…忘れたりしなかった?」


口付けを止めて、瞳を覗き込む。ニノは頷いた。