BL妄想です
苦手な方はご注意くださいませ
Side O
誕生祭で初めて王子として紹介されたニノは、堂々として、どことなく飄々とした表情で観衆に語りかけた。
今、瞳を潤ませて、その目を細めるニノに王子の面影はなかったけれど、
「和也王子……」
頰や唇に、自分の唇をふ れ合わせながら囁いてみた。
「王子のユカタ…ぬ がせて…確かめていい…?おいらのこと…忘れてないか…」
ニノは俺の鼻先に人差し指でちょんと触 れた。
「王子って呼ぶのやめてくれんなら…確かめてもいいよ…」
俺はふふ、と笑って頷くと、ニノのユカタの襟を開いて、自分も着ていた服を取り去った。あら わになったニノの白い体に唇をそっとはわ せる。
「和也…カズ…」
ぴくっ…と震える体を、ぎゅっと押さえて、丹念に、確かめるようにふ れていく。
「大野さん…あっ…ぁ…んっ…」
「ニノ…」
ニノの香りが俺を包んで、一気に俺の体を熱くする。俺はチュッと音を立てながら、鎖 骨をなぞるように口 付けた。
「あいつに…変なこと…されてねぇよな?」
「あ…あいつって…」
とろんとした瞳になったニノは、俺の髪に指を差し込みながら、言った。
「マルってやつ」
「ふふ…あ、やっ」
鎖 骨から下へ、飾りを唇に含んで、熱でぬ らす。
「それも…確かめるんじゃないの?」
顔をあげるとニノはいたずらっぽく微笑んでいた。
「…ちぇ、意地悪言うんだから…」
俺は不満そうなふりをして尖りに軽く歯を立てた。
「んっ…ぁ…確かめるって…大野さんが…やぁっ」
クチュクチュと吸 い立てるように愛 撫すると、ニノはびくっと体を震わせた。
「もうか たくなってる…ここ…おいらのこと…覚えてんだな」
「あぁ…っは…大野さん…」
ニノは俺の後頭部に回した手にぎゅっと力を入れた。
「和也王子……」
頰や唇に、自分の唇をふ れ合わせながら囁いてみた。
「王子のユカタ…ぬ がせて…確かめていい…?おいらのこと…忘れてないか…」
ニノは俺の鼻先に人差し指でちょんと触 れた。
「王子って呼ぶのやめてくれんなら…確かめてもいいよ…」
俺はふふ、と笑って頷くと、ニノのユカタの襟を開いて、自分も着ていた服を取り去った。あら わになったニノの白い体に唇をそっとはわ せる。
「和也…カズ…」
ぴくっ…と震える体を、ぎゅっと押さえて、丹念に、確かめるようにふ れていく。
「大野さん…あっ…ぁ…んっ…」
「ニノ…」
ニノの香りが俺を包んで、一気に俺の体を熱くする。俺はチュッと音を立てながら、鎖 骨をなぞるように口 付けた。
「あいつに…変なこと…されてねぇよな?」
「あ…あいつって…」
とろんとした瞳になったニノは、俺の髪に指を差し込みながら、言った。
「マルってやつ」
「ふふ…あ、やっ」
鎖 骨から下へ、飾りを唇に含んで、熱でぬ らす。
「それも…確かめるんじゃないの?」
顔をあげるとニノはいたずらっぽく微笑んでいた。
「…ちぇ、意地悪言うんだから…」
俺は不満そうなふりをして尖りに軽く歯を立てた。
「んっ…ぁ…確かめるって…大野さんが…やぁっ」
クチュクチュと吸 い立てるように愛 撫すると、ニノはびくっと体を震わせた。
「もうか たくなってる…ここ…おいらのこと…覚えてんだな」
「あぁ…っは…大野さん…」
ニノは俺の後頭部に回した手にぎゅっと力を入れた。