BL妄想です
苦手な方はご注意くださいませ
Side S
智くんが両 足 で俺 の体をぎゅっとはさ みこんだ。
「翔くん…も、動 いて…た まんねぇっ…から…あぁっ」
ほんの少しの幅でス ト ロー クを繰り返す。潤 したその場所から、く ちゅっ…くちゅっ…とい や らしく音が上がった。
「ちがっ…もっとっ」
眉をぎゅっと寄せて目を瞑った智くんが、高い声でね だる。
「もっと…何?」
「もうっ…」
智くんは、唇を尖 らせて頰を膨らませると、俺を軽く睨む。
「おいらのこと好 きだったら、もっと…いっぱい…来てよ?」
「な…」
それは、反則でしょ…
「おいらのこと…好 き…だよな?」
少しだけ不安な顔になった智くんが、俺を見上げた。
あーあ、呆れちゃうよな…
こんな何回も
智くんにや られる俺に…
俺は自 身をぐいっと深 くつ き 上げ た。
「あぁっ…翔っ…ぅあぁっ」
「智っ…好き…」
「翔っ…くんっ…あぁんっ…」
恍 惚とあ え ぐ智くんの顔が、色 っぽく て、夢中になる。
「はぁっ…ィ くっ…おいらっ…ぅあぁっ…」
「心配すんなっ…俺も…ィ きま…す…」
宣言してから外 で出 そうと体 を 引 き抜 きかけたら、智くんはぐ ったりしながらも俺を抱 き寄せた。俺は智くんの中 で短く声 をあ げて昇 天した。
「ふ…かわい…」
智くんのかすかな呟きとともに、智くんの手が、その胸 に倒 れこんでいた俺の髪にふ れて、ゆっくりとな でた。
はぁ…やっぱ…
この人にはかなわないな…