Be My Baby 6-2 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


BL妄想です
苦手な方はご注意下さいませ




























Side N






「でもやっぱ、ニノは感  じるよな」


頰に被さった大野さんの手が温かくて、あまり深く考えられない。ぼうっとしたままこくっと頷くと、大野さんは少し考えるような表情になった。


「ぜってぇ、今日は挿  れねぇから…ちょっと感  触だけ試してみていい?」


「え…あ、ちょっと」


大野さんは俺を体の上に乗せたまま、俺の背中に手を這  わせた。その手をそのまま下へずらしていく。


「あ…」


大野さんの温かい指が、俺の双  丘を割って、そこにそっと触  れた。


「あっ…やっ…」


大野さんの長い指がそんなところにあると考えると、途端に恥ずかしくなって、俺は頰を大野さんの  体に押し付けた。


「んんっ…ぁ…」


何回か擦  られると、変な声が出た。


「イヤ?」


「ヤダ…」


本当は、そこまで嫌ではなかったけれど、恥ずかしくてついそう答えると、大野さんはしょんぼりしたような顔になった。一瞬、胸がツキンと痛む。


「そ…だよね…」


指が離されて、ぎゅっと抱  きしめられた。


「抱っこは好き?」


「だ、抱…っこって何よ…」


「だからさっき言っただろ。抱っこだよ」


ふにゃ、と笑う大野さんに、どきんとして、身を預けるようにおずおずと頰を摺り寄せる。しばらくそのままでじっとしていると、大野さんの体が反  応しているのに気づいた。


「大野さん…また元気だね」


「ん…」


大野さんは少し考えるように黙っていたが、意を決したように切り出した。


「あのさ…もっかい、試してみてい?」



まだ考えてたんだ…



「今日は、ぜってぇ挿  れないから」


「うん…それにまだ決まったわけじゃないからね」


釘をさすように言うと、大野さんは「わかってる」とつぶやいて俺をベ  ッドに転がした。