しやがれ終わってから、突発的に書きました。
書きたてほやほや〜
無事に最後まで書けるか不安だけど、アップしちゃいます(/ω\)
ま、たまにはゴールを決めない船出もよいかと…←かっこよく言ってるけどただの行き当たりばったりです
大宮はデキてますー
では☆
Side N
ああ…やばい…
もう一ヶ月…いやそれ以上かも…
大野さんと寝てない。
原因は、お互いの多忙だから、どうにもできなくて。
わかってる。
わかってるけど…
体は正直なんだよね…
仕事で、大野さんと触れ合うたび、体温が急上昇する。俺としたことが、ドキドキして、大野さんを見るのだけど、彼は本当にいつも通りに見えた。
どうしよう、俺だけなのかな…
もやもや…ってか、ムラムラしてんの…
恥ずいな…
そんな風に勝手に気まずさを感じていても、5人の仕事は降ってくる。5人で雑誌の取材が入っていて途中まで順調にこなしていたら、途中で先方のトラブルがあったらしい。
急遽、中空き4時間。
「ど…します?」
マネージャーが恐る恐る聞く。他の3人は次の仕事の都合で別の現場へ行ってしまって、もういない。俺は大野さんと顔を見合わせた。
「あの…」
大野さんは、珍しく言い淀んだ後、俺をちらりと見た。
「一番…近い…ちゃんとしたホテルで休みてぇ」
「あ、俺も」
マネージャーには見えない、テーブルの下で大野さんは俺の手をぎゅっと握った。その手の熱さに思わず食い気味に同意を示してしまう。
ああ…やだよねー、隠れ肉食系って…
そういうの、嫌いじゃない…から困るんだけど…
「わかりました、ちょっと待ってください」
マネージャーはすちゃ!とスマホを構えると、すごい勢いで調べ始めた。