かくれんぼ 1-1 ++ | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


BL妄想です
苦手な方はお気をつけくださいませ






















はーっ、はーっ…と、長い、堪  えるような  息が、ニノの  唇  からひっきりなしに漏れている。と言っても、ニノは口を手で覆ってぷるぷる堪えているから、実際は漏れていないのかもしれない。ニノは時折、目をぎゅっと瞑って、首をかすかに振った。暗闇の中でも、ニノの耳 が真っ赤に染まっているのが見える。


「だめ…」


ニノが囁くような声で、何度目かの制止の声を上げる。その声は小さくて、2人がいる小さな部屋の外には到底届かない。



そんな声じゃ、まだまだ、



やめてなんかやんねぇから。



俺はニノの  も  も  に  から  ま  った  短  パン  をぐっと下ろして、興  奮  したニノのその場所に、さらに見せつけるように、舌  を  から  めてやった。ニノの押  し  殺  し  たような声の合間に、ぴちゅ、くちゅ、と俺の立てる水音が響く。その水音が、だんだん大きくなるにつれ、ニノの  吐  息  もどんどん激しくなって、ニノは上を向いて口をぎゅっと手で覆った。














映画の番宣でやってきた忍者屋敷。今はそこで、他の参加者達とかくれんぼして、1時間逃げおおせたら10万円という企画の真っ只中だ。レギュラー出演している俳優やゲストの俳優、お笑い芸人、タレントが参加する企画に、なぜかニノも呼ばれていたのを知ったのは、ニノがゲストの俳優に肩を  抱  かれて屋敷に登場した時だ。ニノと仲のいいらしいそいつは、カメラが回っていない時もずっとニノにベタベタしていて、周りが目をそらすくらいだった。


「なんでお前いんだよ」


不機嫌になった俺がこっそりニノに言うと、ニノは唇  を尖らせた。


「この前言ったじゃん、覚えてないんだから」


「マジか」


「この前…一緒に焼肉食った時」



焼肉…



俺は記憶をたぐり寄せた。それって、焼肉食って、そのあと俺ん家  の  ベ  ッドで3戦くらい交  えた日のことだっけ…



「食った後?」



こいつ、大事なことを、そーゆーことシ  てるときに、不意に言ったりすっからなあ…



ってか、また、はぐらかされそうになってんじゃねぇか。



「ってか、何あいつ。さわ  ら  してんじゃねぇよ」


今は他の参加者と談笑している、ガッチリした体躯のその俳優をちらりと見る。


「仕方ないでしょ…二宮、気に入られがちですから」


開き直ったように笑って、その談笑の輪に歩いていくニノの白い  うな  じに、目が引きつけられる。「かくれんぼタイムスタートでぇす」という女性アナのほんわかな声を聞くと同時に、俺はカメラの死角になる、ある小部屋へニノを  連  れ込  んだ。