popipi社長が立ち上げられました！
『popipi缶コーヒー』
ゆるるくもお笑描きのみならずSSを小脇にはさみ会社の門を叩いてきました～♪。.:＊・゜
缶コーヒーを購入すると見ることが出来る限定動画！
様々な監督が手がけた動画は↓↓こちらの販売所でご覧いただけます。
※ご訪問の際はネチケットのご留意をよろしくお願いします。
※画像提供:ロックロック様
無断転載はご遠慮ください。
さて、先程はお見苦しい文言でのご挨拶失礼いたしました。
改めまして、狭間屋や監修動画は以下となります。
タイトルも変更しております申し訳ありません。
既にご覧になられた方もいらっしゃるかと、、、
BなのかTなのか？なL動画でございますがお楽しみいただけましたら幸いです。
ある意味蓮さん救済SS？
そんな感じで逝ったってください～☆彡.。
◇◆◇◆◇
カーテンの隙間から差し込む朝日に照らされるのは青年の少しあどけなさの残る無邪気な寝顔。
クッションを背もたれにベッドヘッドに半身を預けた男はその姿に魅入りながら口元を綻ばせた。
『う、、、ん、、、』
仰向けに寝返りを打ち光を厭うように顰めた顔を被った剥き出し肩は青年と言うには華奢なものだが男はそんな彼にいとしさを感じさせる視線を注ぐ。
『、、、おはよう』
何度か小さく身動ぎを続けていた青年は瞼を縁どる長い睫毛をフルフルと震わせたあと琥珀色の瞳で男を見上げた。
『、、、、おはよう』
しかし、返される声は憮然としている。
何が気に触ったのかわからない男は青年に覆い被さりその顔を見下ろした。
『、、、、なに？』
『別に、、、』
男の視線を避けるようにシーツの繭の中に隠れてしまう青年。
しかし、外からはクスクスと楽しそうに笑う男の声が聞こえる。
たとえ見えなくてもその様子がわかってしまう青年はシーツの中で不貞腐れたまま真っ赤に顔を染めていた。
『、、、まだ、恥ずかしいんだ？』
幾度も繰り返した夜と朝の時の共有。
─────ｶｼｭｯ！
揶揄を含んだ笑みに交ざりプルトップを開ける音が聞こえると青年の姿を隠していたシーツがスルリと肩までさげ下ろされる。
ジロリ､､､と睨んだ視線の先には缶コーヒーを片手に見下ろしてくる綺麗な顔。
『、、、、飲む？』
既にふた口ほど口をつけたその缶を小さく振りながら男は青年に問いかけた。
しかし、膨れっ面のまま頷いた青年が手を伸ばしても缶コーヒーは逃げるように遠ざかってしまう。
男はそんなイタズラに文句を言うため起き上がった青年の顔を捕らえると動きかけた唇を塞いで琥珀色の液体を流し込んだ。
『、、、ニガイ』
青年の言葉に缶をサイドボードに置いた男はさらに笑みを深くする。
『じゃあ、今度は甘いの、、、ね、、、？』
そんな目覚めのひとときに、、、
『ほろ苦い大人のbitter
popipi coffee.black(無糖)』
◇◆◇
「やっぱり、京子さんにお願いして良かった～、完☆璧！だわ～～♪。.:＊・゜」
様々なCM監督がオムニバス形式で撮影しているとあるコーヒーメーカーから発売された缶コーヒーのCM。
キョーコもその存在と尊敬する先輩俳優が出演していることを知り限定配信を目当てに缶コーヒーを購入していた1人ではあった。
「敦賀くんのシーツの剥き具合も絶妙っ！話題になること間違いなしっ！よ」
そのCMのオファーを貰いノコノコとやってきた現場で、、、
───まさか、こんなシュチュエーションのCMを撮られることになるなんて～～～っっ！！！
現場に入るなり説明された流れにキョーコが卒倒しそうになったことは言うまでもない。
《今回のCMは別の話題性を持たせようと思ってるの》
そう、自信に彩られた眼差しで語られたCM。
《京子さんには女の子とも男の子ともとれる演技をして欲しいの、見た人がどちらなのか分からないって言うのを目指してるから。セリフがあんまりないから雰囲気で表現してもらうしかないんだけど、、、あ！あと、敦賀くんがシーツを剥くところは胸元に注意してね！起き上がる時も上半身にシーツが引っかかっるようにフォローしてあげて？》
興奮気味に一息でコンセプトと注意点を語りあげる監督をまえに、、、
そして、それ以前に一度受けた仕事に『やらない』『やれない』を唱えることなどできない。
敦賀蓮とかつて演じた久遠を貼り付けて撮影に挑んだ京子のCMが監督の目論見通り話題になったのかは、、、
この先、知れることになる。
◇◆◇◆◇
画像内はまだ缶コーヒー見切れてる、、、ことにしておいて欲しい、、、(←おバカ)