お客様の夢が叶いますように① | 釜炒り茶と和紅茶と和ハーブティー

釜炒り茶と和紅茶と和ハーブティー

熊本県葦北郡芦北町告で伝統の釜炒り茶
シングルオリジンの和紅茶、和のハーブティーなど、
農薬化学肥料を使用せず、栽培からお茶作り、
販売まで家族でがんばっています。

あちゃ~~今日で8月も終わりですがね。

小学生でもないのに、夏にやり残した仕事がいっぱい。

あたし全然進歩しとらんてことですね。

今日は立春から数えて210日目。稲の花が咲き始める時期だが、よく台風が

やってきたため、昔から厄日とされてきたそうだ。

まさか東北の親戚や北海道のお友達に台風お見舞いのお伺いをするなんて

予想もしなかった。

熊本も今夏は記録づくめの猛暑で、いかに異常気象だったか分かります。

来年のお茶の芽ほんっとに心配。

 

さてここ数年、こんな山の中にもかかわらず、是非茶園を見たい。工場を見たい。

お話し聞きたいっていうお客様が増え

今夏も5組くらい?来てくださいました。

 

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どんな方が多いかといいますと

日本茶Cafeあるいは紅茶のCafeをもうすぐオープンしますっていう

若い勇気あるお茶が死ぬほど好きな人たち。

お茶の世界は低迷してるっていうけど、いやいやそんなことはない!!l

 

皆さん、今は他の仕事をやっているけどちかい将来はお店を開くつもりで

休みを利用してお茶の産地を訪れ、生産者と話しをしたり、色んなお茶を飲み歩き

勉強しながら、準備整えていらっしゃるようです。

やはりお客様に紹介するとき、お茶の作り手、背景がとても大事なんだとか。

 

先日はすでに高円寺に物件が決まったという若いすてきな女性。

紅茶のカフェをオープンされるとかで紅茶の話しで園主とも盛り上がっておりました。

このお店のために明治時代紅茶と共に輸出されていた紅茶の茶器も

長年かけて買い集めているんですって。

見てみたいですよねえ。

 

その方が園主の作った紅茶ベタ褒めで…(^^ゞ

「最近はどこの茶会に行っても、カジハラさんとっても人気なんですよね。

もう、こんな香りのいい美味しい紅茶ほかにはないですよ!!」

 

うへ~そんなこたぁないでしょ。

と意地悪なわたしは呟いたが、園主はま~ 舞い上がらんばかり。

いつもの仏頂面が満面の笑み。

 

そのあと彼女はさらにこう続けた。

「いまこんなに美味しいのに、これ以上おいしくなったらどうなるんでしょう~」

 

もうこれが頂上じゃないですかね。

と、わたしはまた意地悪を言った。笑

 

園主は調子に乗って

今からもっともっと良くなりますよ!!期待してください。

だってさ。

その言葉、忘れるなよ。

 

お客様にはこちらも学ばさせていただくことばかり。

販売のヒントを与えてもらうこともあるし、お茶に対しての真摯で熱い情熱を

分けてもらったりもします。

そしてますます期待を裏切らない信用していただけるお茶を作らなければと

初心に戻るのですわ。

 

べにふうきオータムナルの摘採時期迫っています。

あ~あと一雨も二雨も欲しいところ!