辛い記憶が消せない。 | 体育会系一家流、自閉症スペクトラムの子育て。ヨガと運動。

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高機能自閉症の長男を育て、もう10年!
保育士、体育指導、ヨガインストラクターの経験を活かして育ててきた事を整理しながらつづっていきます。
コトモットを立ち上げてからは、更新が遅れています。よければこっちも→http://s.ameblo.jp/cotomottoo/

東田直樹さんの『風になる』を読んでいます。 
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購入は、駅前などでの路上販売ビッグイシューで購入できます。
Amazon等でも販売していますが、路上販売での購入で、定価の半分が販売者の売りあげになります。


以前紹介した
へぇーなるほど!!
その感覚面白いなぁ~
と思って読み進めていったんですが、


22才に成長された彼の本では、
前よりも、感情豊かに表現されています。

なので、読んでいてせつなくなる事があります。

例えば…
辛い記憶が消えない。という話。

→本文そのままではなく、省略して伝えています。
【時々思い出す小さいときの自分。
そのときの自分を助けてあげられないのは分かっているけど、どうしても忘れることができない。

なので、いまイジメなどつらい経験をしている子どもに対して、社会にでたらもっとツライことがあるから耐えろ!と言うのは大人の言い分であって、子どもは守られるべき存在である。】


彼は、『記憶の中の自分がいつも幸せであってほしい』と願っています。


それを読んで、
長男を育てた10年間を振り返り、
何度も泣かせてしまった事を思い出しました。

状況により、どうしようも出来なかった場合もありましたが、
自分本位に泣かせた事もあったダウン

その時のことを思い出し、
電車の中で涙がでました。


一昨日も、10時過ぎてもなかなか寝なくて悪ふざけをする長男に、
「声のボリュームは0です。どうしてもお話することがあれば1にしてください」と言うと、
「これが1でーす!」とでっかい声で悪ふざけをするので。

「次、大きい声だしたら、ベランダに放り出すよ。叫んでも声聞こえへんようにシャッターおろすからな」と言ったら…
 
ペアトレの技、CCQを続けているので、穏やか~に近くで、静かに。でしたよ(笑)
それが、更に怖さを増したのか!?

一瞬で…顔を押さえて大泣き!!
「なんでそんなん言うんやー。落ちたら死ぬやんかー」

えっまさか、そんな泣くと思わなかったので、めっちゃ焦りましたあせる

けど、同時に可愛い~とも思ったんですがラブラブ


この記憶も濃く残ってしまうかもしれないので、なるべく言わないようにしよう。


話が錯綜した感じですが、
☆ここからはNHKの番組の紹介です☆ 

自閉っ子をはじめ、発達凸凹の子どもを育てる親は、
東田直樹さんの言葉からたくさんの事を教えられます。

そして、海外にも彼の本から、自閉症の息子さんのことを理解しやすくなった方がいます。

その方は、東田直樹さんの本を英訳し、
世界中に広がりました。

そんな2人の番組。

アンコール放送です。

<総合 9/13(土) 午後3:05~4:04 >

明日です。
是非!!みてください。