【脳性まひの作者が執筆している障がいのある子を主人公にした作品】
発達障がい関連ではないですが、
気になったので紹介。
12月31日の毎日新聞記事。
12月の童話『結花ちゃんてんてこまい』を連載されていたそうです。
作者の手嶋ひろ美さんは、
脳性まひで生まれつき手足が不自由。
だからこそ、自分にしか書けない
障がいのある子が主人公の童話を
執筆されました。
詳しくは、写真で見にくいですが、
新聞記事を読んだほうが手っ取り早いので省略します。
共感したのは、
ドラマなどで
『障がい者』が、でてくると、
優しくしましょうという道徳的な内容や
前向きに乗り越えようと頑張る姿が美化されることを懸念している。
というところ。
私も賛成
私が24時間テレビを見ようとしない理由は、
そこにある気がします。
・選ばれし者のみが脚光を浴びる。
・24時間だけ脚光を浴びる。
・出来ないことを頑張り乗り越えようとするひたむきな姿。
・それを必死に支える健常者。
・泣かせる演出。
その扱い自体、障がい者を障がい(=マイナス)として捉えてるんちゃう?
いや、もっと泥くさーい負の感情
入り混じると思うけど??
って冷静な目でみてしまう。
当事者家族の立場なら、
もちろん自分の子の頑張りに感動するでしょう!
(もし長男が選ばれたら、こんな記事なかったかのように、私も両手を挙げて24時間テレビ万歳!というであろうね。)
脚光を浴びていない家族からしたら、
『はいはい、ええよなぁー、嵐と一緒に踊るんやて』って冷ややかな目で、目の前の我が子必死に子育てしてると思う。
もっと色々言いたいけれど、
長くなるのでこのへんで…。
手嶋さんが言うてるみたいに、
障がい=特別ではなく。
日常の中に、普通の楽しい話の中に、
障がい者がいてこそ、
それがリアルなんやと思う。
パラリンピックとか、そういうのを語りだしたら、また話は変わってきますが。
学校の中でも、
支援クラスなんて必要ない!!
みんなそれぞれ工夫されて当たり前
っていう時代になることを願っています。