【日本語de保育】クラスを担当しています。
◎その授業の中で、
視覚支援による構造化で
無駄な言葉がけが減りました。
参加している子どもたちは、
家は完全日本語なので、言っていることが理解できる子もいれば、
お家も英語、台湾語…で、日本語がほとんど理解できていない子もいます。
なので、
『座りましょう』や『静かに』の
言葉のみでは指導できず、
実際見せたり、ジェスチャーをしても
指示通り動くのに時間がかかる😰
私のチカラ不足
日本語以前の問題やん
まずは、すわる、静かにする、聞く。
からやな~と、落ち込んでいると、
主任の先生に、
「いやいや!まだ始まったばっかりやし!」と励まされました。
家に帰って、よくよく考えた。
伝わってると思ってるこの言葉。
実は、彼らにとっては、
ラッスンゴレライちゃいますの??
意味わからんから、
動けませーん!!❌
ってことは!
自閉症の子どもたちへの指導と同じと思えばええんちゃう??
ということで…
今回作ったのは
⬆️こんな紙。
子どもたちが部屋に入ってきたとき、
『すわる』
『しずかにします』
『はしりません❌』
だけが見えて、あとは裏むけ。
いつもは、このホワイトボードに
【あいうえお表】が貼ってあるけれど、
なーんか違う。に気がついた子どもたち。
今日は、スッと座り、
静かに私の言葉を待ちました。
そして、【はしりません❌】を指差して
「あれは❌やな」と。
いつもすぐに走り回る男の子が、
じーーっと絵を見ながら、
座ることできてるー
集中力の問題で時々、
授業に関係ない話をしたり、
椅子から立ち上がり徘徊しても…
ホワイトボードの絵を指差しながら、
👉「今はこれ。座りましょう」
👉「静かに聞いてね」
の言葉で、ハッと気がつき、
座って話を聞けるようになりました。
そうすると
今までの
⚫︎大きい声を出す
⚫︎カウントダウンする
⚫︎追いかける…
が必要なくなったので、
今まで、
ワァーワァーー!!と
大騒ぎのクラス(1番うるさいのは私…)が
集中して日本語を勉強することができました。
すごいな!!
耳からの情報で入りにくい時の視覚支援は
本当有効だと改めて感じました。
※ただ、この視覚支援の文字にも、
注意が必要!それはまたのちほど。