?ラッスンゴレライは視覚支援でフォロー。 | 体育会系一家流、自閉症スペクトラムの子育て。ヨガと運動。

体育会系一家流、自閉症スペクトラムの子育て。ヨガと運動。

高機能自閉症の長男を育て、もう10年!
保育士、体育指導、ヨガインストラクターの経験を活かして育ててきた事を整理しながらつづっていきます。
コトモットを立ち上げてからは、更新が遅れています。よければこっちも→http://s.ameblo.jp/cotomottoo/

縁あって、今年度から英語幼稚園で
【日本語de保育】クラスを担当しています。

{17BD5FE0-C7F2-4BA0-A2EA-DBCD14F1446D:01}


◎その授業の中で、
視覚支援による構造化で
無駄な言葉がけが減りました。


参加している子どもたちは、
家は完全日本語なので、言っていることが理解できる子もいれば、
お家も英語、台湾語…で、日本語がほとんど理解できていない子もいます。


なので、
『座りましょう』や『静かに』の
言葉のみでは指導できず、


実際見せたり、ジェスチャーをしても
指示通り動くのに時間がかかる😰


私のチカラ不足ダウン
日本語以前の問題やん
まずは、すわる、静かにする、聞く
からやな~と、落ち込んでいると、

主任の先生に、
「いやいや!まだ始まったばっかりやし!」と励まされました。



家に帰って、よくよく考えた。



伝わってると思ってるこの言葉。
実は、彼らにとっては、

ラッスンゴレライちゃいますの??


意味わからんから、
動けませーん!!❌


ひらめき電球ってことは!

自閉症の子どもたちへの指導と同じと思えばええんちゃう??


ということで…


今回作ったのは
{57346301-6ED4-4077-B079-1F37145412CD:01}

⬆️こんな紙。


子どもたちが部屋に入ってきたとき、

『すわる』
『しずかにします』
『はしりません❌』

だけが見えて、あとは裏むけ。


いつもは、このホワイトボードに
【あいうえお表】が貼ってあるけれど、


なーんか違う。に気がついた子どもたち。



今日は、スッと座り、
静かに私の言葉を待ちました。


そして、【はしりません❌】を指差して
「あれは❌やな」と。


いつもすぐに走り回る男の子が、
じーーっと絵を見ながら、
座ることできてるー合格


集中力の問題で時々、
授業に関係ない話をしたり、
椅子から立ち上がり徘徊しても…



ホワイトボードの絵を指差しながら、
👉「今はこれ。座りましょう」
👉「静かに聞いてね」

の言葉で、ハッと気がつき、
座って話を聞けるようになりました。


そうすると
今までの
⚫︎大きい声を出す
⚫︎カウントダウンする
⚫︎追いかける…


が必要なくなったので、
今まで、
ワァーワァーー!!と
大騒ぎのクラス(1番うるさいのは私…)

集中して日本語を勉強することができました。


すごいな!!
耳からの情報で入りにくい時の視覚支援は
本当有効だと改めて感じました。



※ただ、この視覚支援の文字にも、
注意が必要!それはまたのちほど。