ガンバは、三年前まで我が家の一員だった男の子ワンちゃんの名前です
そして、今日、8月12日は、そのガンバの命日です9歳の元気な男の子でした
三年前の8月8日、ガンバは庭で倒れていました目を見開いたままとても苦しそうでした
あまりに突然な事で、何が起こったのか、わかりませんでした
病院で『急性薬物中毒』だと診断されました
かなりの量の薬物が入っており、肝臓がやられてしまっているらしく『誰かにイタズラされたのかもしれませんね…』とも言われました
どうしたら、こんな可愛い存在に、そんなイタズラが出来るんだろう…と思いました
初めて『ガンバが死んでしまうかもしれない…』現実を突きつけられました
そして『ガンバは、ウチの子で、幸せだったのかな?』と思いました…
いつも、独りでお外で寝てたガンバは、その日から、玄関で寝て、家族皆が交代で添い寝をしました
仕事から帰って来てから、毎日、娘とガンバを病院に連れて行きました…
夜中に、外に出たがるガンバを息子と二人で連れて行きました
亡くなる前の日の夜、ガンバは、ずーっと笑っていました…倒れてから、ずっと苦しそうだったガンバが、その日は、ずーっと笑っていました
そして、12日、仕事中の私のところに、『お母さん、ガンバ、頑張ったんやで…そやけど、あかんかった…』と、息子が電話をくれました
その少し後で、まだ仕事中だった私は、二回、プンとガンバの匂いを感じました…『ガンちゃん、来てくれたんやね』と思いました
私も旦那も仕事を早退させてもらい、玄関で横になってるガンバを囲んで、皆で泣きました
その時『ガンバは、きっと幸せなワンちゃんやったに違いない…』と思いました
後になってから、気づいたことがあります
ガンバは、ホントは、倒れた日に亡くなってしまってたんじゃないかと思うんです…
8日に倒れて12日に亡くなるまでの日々は、ガンバが私達にくれたロスタイムだったんじゃないかなって思うんです
今までに無いほど、寄り添ってあげれて、そして、寄り添ってもらえて、とても素敵な時間を過ごすことが出来ました
それと、娘が『お母さん、犬って幸せだったら笑うんやって』と教えてくれました
ガンバは、あの日『僕は幸せだったよ』って、私達に伝えてくれてたんやなぁって思いました
それでも、泣いてばっかりの私に、娘は『犬は死んでしまうと、天国の手前にある虹の橋っていう所に行って、飼い主さんが来る日まで、ずっとそこで待ってるんやって』『でも、飼い主さんが泣いてばっかりいたら、虹の橋に行けないんやって…』とも教えてくれました
それでも泣いてばっかりの私に、ある日、ガンバが夢に出てきました
夢の中で、ガンバは、可愛い背中を私に押しつけてきました背中を撫でてほしいとき、いつもこうしてきました夢の中で、私は、フワフワしたその背中をずーっと撫でていました
朝、目が覚めた時、ガンバが満足して、お空に帰って行ったのがわかりました
夢だったけど、私の手には、ガンバの感覚がとてもリアルに残っていたので『ガンちゃん、最後にもう一回、来てくれたんやなぁ』と思いました
ねぇ、ガンちゃん虹の橋に行けたよね
↓娘が、私に描いてくれたガンバです