捧げる愛

少し前、知り合いのカフェでのこと。

女の方が、元気よくこんにちは~とカフェに入ってきて、オーナーと楽しくお話し出した。

「今日は、1日旦那に捧げる日だったの。

一日中、ドライブで奈良の天川村までお水を汲みに。」

月に一度、捧げる日があるらしい。

それを聞いて、「わたしも昨日は娘に捧げた日だったわ。」

と話しに入らせてもらう。

「1人カラオケに3時間付き合って、生クリームの嫌いな娘のために、唯一美味しいという

タルトを食べに行く。」

「捧げる」って言葉を使うと、日常がチョット素敵に思える。

誰かのための、誰かの時間に寄り添う、幸せ。

「捧げる愛」

チョット大袈裟かなぁ。でも

心に余裕がないとなかなか、捧げるなんて言葉、思いつかない。

ステキだなぁとおもって。

早速、何てない日常を「パパに捧げる日」「息子に捧げる日」として

作ってみた。

パパは何気にうれしそうだったが、息子には「いらない」と断られた。。。。

愛情をかけた子供は、親ばなれが早いというが、「いらない」理由を親ばなれということに

しておこう。

オカンに捧げられても、、、ね。  

   かぁちゃんは、捧げたかったよ💕。



日常にもいろいろあって、応用が利くのでは。

特に母親は、子育てで時間に追われがち。

例えば、子守をせなあかん、とか、病院連れて行かなあかんとか、ではなく、

愛の目線で「捧げる」と捉えてみる。

子守を楽しもう、病院へ行く時間をどう過ごすのか知恵をだしてみよう。

捧げる愛で取り組めば 、みるみるうちに、幸せだらけ。

「何々せなあかん」はしんどいよ。わたしもそうだったけどね。

意識を少し変えるだけで、楽になれることに気がつくと、楽しいよ。

「捧げる愛」を使いこなして、よりハッピーになれるのではないかしら。

誰かのための、誰かの時間に自分を捧げてみよう。