【クリフォート】応用編 2014/11/14 | とらいでんとどらぎおん

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雑魚の呟き。日本語不自由。




【クリフォート】
高い攻撃性を誇るデッキ、クリフォート。
永続罠による防御性能が注目されがちだが、手札が良ければワンキルを含む様々な展開が可能。

応用編では、主にそのような場合の展開パターンを列挙。参考にしてほしい。



【リンクスコンボ】例3より
強ハンドを手にして、どう動くべきなのか。短時間で考えなければならない。今から示す基礎を理解できていれば、正解を導きやすくなるだろう。


【ディスクワンキル理論】
クリフォートにはワンキルコンボがいくつかあるが、その中で最も基本となるのがディスクとペンデュラム召喚を利用した次のワンキルである。ワンキルと表記しているが、厳密には2ターンキルである。

手札
ツール、アーカイブ

【詳細過程】
ツール発動サクリサーチ
アーカイブNSサクリ装備
ターン終了
ツール効果ディスクサーチNS
適切にチェーンを組む※1
サクリ効果アーカイブサーチ
ディスク効果ゲノム2体等SS
アーカイブ効果モンスターをバウンス
アーカイブ発動アーカイブSS

※1基本的には以下の組み方で良い。
チェーン1:アーカイブ
チェーン2:ディスク
チェーン3:サクリ

少ない手札、自然な流れでできるこのワンキルはクリフォートの強みである。シャドール時代ではよく見られたワンキルであったが、ハンドやキュルスの登場以降はややリスクの高いワンキルとなっている。

似た場面に遭遇すれば、このワンキルに移れるため応用性は高い。レベル6クリフォートが1ターン生存すれば、理論上はワンキルできる状態であることが多い
記事で紹介するワンキルのほとんどが、これの応用であるともいえる。


要塞コンボ
上の理論では相手のカードを1枚しか除去できない。要塞を用いることで、除去できる枚数は増加する。

手札
ツール、アーカイブ、要塞

【詳細過程】
ツール発動サクリサーチ
アーカイブNSサクリ装備
ターン終了
ツール効果ディスクサーチ
要塞発動ディスクNS
適切にチェーンを組む
サクリ効果ディスクサーチ
ディスク効果ゲノム2体等SS
アーカイブ効果モンスターをバウンス
ディスクNS
以下省略

ダブルディスクコンボ。初手に要塞がなくてもできる。1体目のディスクでリクルートするモンスターは臨機応変に。
ゲノムでツールを破壊すればエクシーズも視野。その場合、ゲノムディスクリリースディスクでルーラーが出せる。


・アポクリコンボ

アポクリは除去に対するケアとして用いる場合が多く、ワンキルのためにサーチするカードとはなりにくい。
初手で持っていた、除去ケアとしてセットしたが温存できた場合にワンキルを助けるカードとして使える。

手札
ツール、ディスク、アポクリ

【詳細過程】
ツール発動サクリサーチ
ディスクNSサクリ装備アポクリセット
ターン終了
ツール効果ディスクサーチNS
適切にチェーンを組む
サクリ効果ツールサーチ
ディスク効果ゲノム2体等SS
ツール発動要塞サーチ発動
アポクリ発動ディスク回収
ディスクNS
以下省略

ディスクを再利用することで成立。アポクリを最大限に活用できていないが、理論上では勝利できる。
相手の除去を確認しながらできる、それなりに安全なワンキルである。
応用させれば、自分から虚無空間を外してワンキルすることもできる


以上がディスクワンキル理論に基づく展開方法。紹介した過程は相手の行動を無視しており、必ずしも正しいものとは限らない。




【リンクスコンボ】
クリフォートの基本コンボであり、強めの展開方法。多くのパーツを要するコンボであるため、初手でできたらラッキー程度のもの。可能な手札で失敗することがないよう、しっかりと覚えておこう。

例1)

手札
ツール、リンクス、ゲノム

【詳細過程】
ツール発動サクリサーチ
リンクス発動ゲノムSSツール回収
ツール発動ディスクサーチ
サクリ装備ディスクNS
適切にチェーンを組む※2
ゲノム効果ツール破壊
ディスク効果アーカイブディスク等SS
サクリ効果ツールサーチ
(エクシーズ召喚)
ツール発動アポクリサーチ

※2基本的には以下の組み方で良い。
チェーン1:サクリ
チェーン2:ディスク
チェーン3:ゲノム

最も簡単なかたちの展開方法。ツールリンクスの凶悪さは有名だが、最後にアポクリをサーチすることで相手にさらなる圧力をかけられる。エクシーズ召喚は基本的にしない。

しかし、罠がなければ悪手となる場合もある。相手が影霊衣なら、アポクリ破壊からトリシュを通される可能性あり。トリシュがケアできないのであれば、ジャイアントハンドや深淵の設置がある程度有効。

「等」は状況判断をし適切なものを選択する。例では示してないが、ディスクからツールを出して自壊させるパターンもある。これは、アポクリにより予備ツールの擬似的なサーチとなる。
例1で行うと、場に1枚、手札に2枚ツールを揃えることができるため、トリシュを通されてもツールが残る状態となる。


例2)

手札
ツール、リンクス、ゲノム、ディスク

【詳細過程1】
ツール発動サクリサーチ
リンクス発動ゲノムSSツール回収
ツール発動要塞サーチ
サクリ装備要塞発動ディスクNS
適切にチェーンを組む
ゲノム効果ツール破壊

【派生1】○
ディスク効果アーカイブツールSS
サクリ効果ディスクサーチ
アーカイブディスクリリースディスクNS
ディスク効果ゲノムシェル等SS
ツールバウンス
(エクシーズ召喚)
ツール発動アポクリサーチ

【派生2】△
ディスク効果アーカイブゲノム等SS
サクリ効果ディスクサーチ
アーカイブゲノムリリースディスクNS
ディスク効果ゲノムシェル等SS
(エクシーズ召喚)

【派生3】△
ディスク効果アーカイブゲノム等SS
サクリ効果ディスクサーチ
ディスクを含む2体リリースディスクNS
ディスク効果ゲノムアーカイブ等SS
ルーラーSS適切な宣言


【詳細過程2】
ツール発動アーカイブ等サーチ
リンクス発動

【派生1】△
アーカイブゲノムディスクSS
ツール回収
ルーラーSS適切な宣言

【派生2】◎
アーカイブゲノムSSツール回収
ツール発動サクリサーチ
ゲノムにサクリ装備
ゲノムリリースディスクNS
適切にチェーンを組む
ゲノム効果ツール破壊
ディスク効果ゲノムディスク等SS
サクリでツールサーチ
ルーラーSS
ツール発動アポクリサーチ
ルーラー効果適切な宣言


【詳細過程2】【派生2】完成図

【詳細過程1】ダブルディスクコンボ。特に【派生1】はアポクリを構えつつエクストラに多くのモンスターを送れるため強力。ルーラーを目指さない場合に有効である。
また、初手に要塞がある場合でも【詳細過程1】は狙っていける。

【詳細過程2】は要塞0、ディスク1枚で成立する。【詳細過程1】よりもエクストラにモンスターを送れる枚数が少ない。しかし、アポクリを構えつつルーラーを出せる【派生2】は優秀。例1の動きと似ている。ルーラーを出す場合は基本的に【派生2】でOK

評価の目安として△○◎をつけたが、手札や場、デッキの状況次第では△の選択も十分あり得る。


例3)

手札
ツール3、リンクス、大嵐

【詳細過程】
ツールツール嵐ツール
アーカイブディスクサクリをサーチ
リンクス発動ツール2体アーカイブSS
リンクス効果ツール回収
ツール発動要塞サーチ発動
アーカイブにサクリ装備
アーカイブリリースディスクNS
適切にチェーンを組む
サクリ効果ディスクサーチ
ディスク効果ゲノム2体等SS
アーカイブ効果ツールバウンス
ツールゲノムリリースディスクNS
ゲノム効果ツール破壊
ディスク効果ゲノムアーカイブ等SS
ルーラーSS
ツール発動アポクリサーチ
ルーラー適切な宣言

展開パターンが多いため1例を挙げた。
ツールのコストによりライフが半分になる。

リンクス、ダブルツール、ダブルディスク、要塞、アポクリ、自己バウンス・破壊、エクシーズ…
基礎を総動員した難解コンボである。復習の意味を込めて、過程を見ずに試してみるのも良いだろう。より良い展開があるかもしれない。


以上がリンクスコンボである。

エクシーズ召喚は魔導人形の夜の発動条件を妨げるエクシーズ召喚はできる限り控えるべき。

必要枚数は多くなるが、リンクスでなくオッPでも類似のコンボができる。この際、エンドフェイズにオッPのサーチがあるため、アポクリを伏せておけばリンクスをサーチしやすい。




【立ち回りその他】
クリフォートの立ち回り等について列挙する。クリフォートは特定の手札下で動けるパターンがそれほど多くない。罠を置く順番やサーチ先は特に重要なのだが、汎用的な基礎知識があればほとんど問題ない。プレイヤーのセンスが問われる部分でもある。

ハンドモンスターを意識できていれば、罠はガンガン伏せて構わない。大嵐はケアできる時はもちろんケアするが、できない場合がほとんど。

サーチ先が確定せず、ドローに依存する場合はディスクサーチが良い場合が多い。ただし、ツールの維持が前提である。

全体除去が予想される場合はペンデュラム召喚を後回しに。溜め込まれた場合は、無理にペンデュラム召喚する必要はない。

マイクラが予想される場合は、罠を伏せてからツールのサーチを行う。確定で伏せる罠であれば早めに伏せておく。

滅多にないが、リンクスやオッPは召喚することも視野に入れる。また、オッPのペンデュラム効果が役に立つ場面もある。


サイドチェンジに関して、私は影霊衣相手にスキドレを抜いたり、クリフォート相手に虚無空間を入れたりする。これに関しては反対派も多くいることだろう。
また、リンクスは基本的に抜くことがない。2戦目以降のリンクスは、「相手がサイクの矛先をどこに向けるか」が重要なのでよく見ておく。相手のプレイ次第ではサイドチェンジも柔軟に変更しなければならない。




【最後に】
メインデッキは比較的自信ある構築となったのだが、プレイ・サイドデッキの構築がまだまだ未熟。
SECEで新規が登場し、プレイと環境も変わると思われるため、そこから追いついていきたい。特にアセンブラの登場は大きい。
クリフォートを練習することで汎用的な知識も増える印象。遊戯王をガチとして新たに勧めるのなら、クリフォートを渡してみるのも良いと思われる。


画像を多く貼ったらエラー出まくったのでそれなりに削除&縮小。文字ばかりで見にくかったらごめんなさい。なんかAmebaの容量制限によるものっぽくて、写真を小さくしています。
抜け道を見つけてなんとか対応!
なんとか書けたけど新規判明してあまり意味ないっていうね。そんな中、ここまで読んでくれてありがとう。