2019年のJ2最終節
昇格をかけた試合が注目される中向かったのはフクアリ⚽️

ジェフユナイテッド千葉-栃木SC

千葉は長年チームを引っ張り続けた佐藤勇人選手のラストマッチ!来場者に記念Tシャツも配られ、佐藤勇人選手がチーム、サポーターにものすごく愛されていた選手だったと分かる素敵な空間でした。

そして栃木はJ2残留をかけて負けられない一戦
この試合に勝利しても他会場の結果次第では降格の可能性が残る、、自力と他力どちらも必要な難しい状況。



まず印象的だったこと
試合前に佐藤勇人選手の名前が呼ばれた時に千葉サポーターだけではなく、栃木サポーターからも大きな拍手が送られました。


さらに佐藤勇人選手のビッグフラッグがゴール裏に出た時も栃木サポーターから大きな拍手。



当たり前ではない、素敵な光景でした。
温かく、サッカー愛と選手へのリスペクトの気持ちがこもった素晴らしい光景。

応援しているチームが崖っぷちに立たされている中でも相手の選手を思いやれるってすごいことだと思います。




試合は0-1で栃木SCの勝利。


そして他会場の試合結果をうけて
栃木SCのJ2残留が決定した瞬間、、、




田坂監督も試合終了後に他会場の結果をスタッフに聞くもネットが繋がりにくく結果がなかなか分からず、サポーターのガッツポーズで残留を確信したと話していました。

▼大崎淳矢選手
勝った瞬間も"勝った"という感情はなくて、ノルマ達成という感じで、すぐ他会場の結果に頭が切り替わっていた。残留確定した瞬間は「やっと熟睡できる」という気持ちでした。


プレッシャーで熟睡出来ない日々から解放され、喜びと安堵の表情で「今日はゆっくり寝ます!」とバスへ向かって行きました☺︎


監督会見では田坂監督がシーズンを振り返り「苦しかった。今日の結果は栃木SCに関わる全ての人に感謝したい」と涙を浮かべ声を詰まらせる場面も。

そして追い込まれたラスト10試合は理想とかけ離れた割きって勝つサッカーに切り替えた。
「正直こんなサッカーしたくない。もっとエンターテインメントであるべき」と思いながらも負けないサッカーへ。最初は納得出来ていない選手もいたが、同じ方向を見てまとまることが出来たからこそ残留することが出来た。



勝負の世界
喜ぶチームがいれば涙を流すチームもある

結果はピッチで戦う選手たちが出すものだけど
"何か起きる"という雰囲気を作るサポーターパワーは本当にすごいと思います。

栃木の試合は今シーズンも何回かスタジアムで試合を見ていますが、今日のパワーは本当にすごかった!










「奇跡の残留」ではなく
チームで手繰り寄せ掴んだ残留ですね!!




今日この試合に取材へ向かった理由は
平岡翼選手の移籍1年目が終わり話が聞きたかったから。

メンバー外れて残念な気持ちもありましたが、、


今日この試合を見ることができて良かったです。
感動しました。


そしてサッカーの楽しさはピッチの中で起こることだけではないと改めて思うことが出来ました!

サポーターでもない
ただのサッカー好きですが、、
そんな私をいつも感動させてくれるのはサポーターの皆さんです。

スタジアムにいるからこそ感じることができること、見える景色。

これからも沢山みて行きたいと思います。