都民の日で学校はお休み。
久々に子供と映画に行ってきました。
「パコと魔法の絵本」です。
「下妻物語」、「嫌われ松子の一生」の中島監督作品。
記憶が1日しか持たない少女パコちゃんと、
病院内の頑固なオヤジ、不思議な人々との、
心のふれあいを、爆笑と号泣のコンセプトで作った作品です。
爆笑と号泣・・・そう、私は笑いながら泣いていました。
頑固オヤジ大貫(役所広司)の悲哀は、子供にはわからなかったと思うけど、大人には痛いほどわかっちゃうの。
子供たちは、綺麗な映像とギャグとCGで大笑い。
でも最後の場面は、し~んと見入っていました。
國村隼さん演じるオカマ、元天才子役の妻夫木聡、
怖い看護婦の土屋アンナ、ピーターパンに憧れる医者の上川隆也など、ほんとに変な人ばっかりの病院なんだけど、
それぞれの痛みや弱さに大人は共感しちゃいます。
子供向けの映画っぽいけど、決してそうじゃないと思う。
出演者たちが本当に楽しそうに演じているのも伝わります。
私は阿部サダヲがいまいち苦手なので、
彼のテンションには付いて行かれないところもありますが・・・
カメオ出演でいろいろな人が出ています。
見つけられなかった人もたくさんいました><
それにしてもパコちゃん役のアヤカちゃん、可愛過ぎ!!
今までどこに居たの??って思います。
★★★☆目がチカチカしましたが、
心が温かくなる映画でした。