記事を見てからずっと気になっていた子

捨てられた子ではなくて

たまたま離れてしまって事故に遭った・・

そうであって欲しい・・・

そう思っていた

 

今朝、リブログしようと覗くと

飼い主さんが見つかったとの記事が!!

良かった、本当に!


実は私にも同じ様な経験があり

昨夜パパと

「あれってもう何年前になるのかな・・」

そう話していたのです。

 

いつも長いブログで申し訳なくも

お付き合い頂ける方は

よろしくお願いしますペコリ

 

おそらく7.8年、いやもっと前?

ブログを始める前かな?

 

のんとお散歩中

石狩イオン向かいの公園入り口歩道脇に

明らかに車に轢かれ怪我をして動けない柴犬が

 

どうしようどうしよう・・・

息はあきらかに荒い

「ハァハァ」

触ろうと近寄ると、怖さからでしょう

動けない身体で唸る様な様子を見せた

 

どうしようどうしよう・・・

 

いろんな事が私の頭を駆け巡る

 

こんな瀕死の子を黙って見過ごす?

とにかく今は助ける?

 

でも、飼い主さんが居ない子だったら?

もし下半身不随にでもなったら?

仕事で1日中居ない我が家が

動けないこの子のケアをどうやって?

のんとはうまくやれる?

医療費は負担出来る?

 

全ての不安を覚悟しないと助けられない

 

正直不安でいっぱいだった

不安しかなかった

朝から晩まで仕事でいない私が

どうやってこの子を?

それがどうしてもこの緊急事態の中で解決

出来そうになかった

 

私はご近所で

消防署を退職したラリー君のお父さんに泣き付いた

 

電話で事情を説明し

協力して貰えるかどうかを確認した

 

ラリーパパは不安そうな声ながら

車で来てくれる事に

 

使わない毛布を持って来て貰った

恐怖で牙をむく柴犬ちゃんに

二人で必死に噛まれるのを覚悟で

やっと、長い時間かかって

本当にやっと毛布ごと

車に乗せる事が出来た

 

 

のんがマラセチアの治療で通っていた

ラリー君かかりつけの獣医さんに私が電話で往診を頼んだ

 

普段からキツイと評判のその先生は

「あなたにはそれ相応の覚悟が有っての事ですか?

私は安易にそんな場合の対応はしません!」

そうキッパリ言われる

 

でも先生の言わんとしてる事は

その通りだと思えました

何より私は

自分で助けたいと思いながら

ラリーパパに頼ってしまったのだから・・

 

先生が怒るのも当然の事でした

 

1つの命を救う事の大変さ

そこには大きな覚悟と責任が必要な事を

私はこの時身を持って実感したのです

 

だからこそ

日頃からボランティアをされてる方には

本当に頭が下がります


各所に届出をして

とにかく飼い主さんが探してくれる事を

祈りながら

ラリー君家族と一緒に

その子の治療を見守りました


するとわずか1週間しないうちに

飼い主さんが見つかったのです!


お散歩中に離れていなくなり

方々探し回ったそうです

お母さんと息子さんとで

迎えに来てくれた飼い主さん


あれほどホッとした事は

ありませんでした


ただ残念な事に

柴犬ちゃんは脊髄の損傷が激しく

下半身は付随に💧


でもでもそれから1ヶ月後くらいに

その子を連れて会いに来てくれました!


『もう家の中でも

前脚だけでとても早く動けるんです!』

そう言って元気な姿を

見せに来てくれたんです


その息子さんは

石狩のセイコーマートにお勤めの方で

後にうちのパパはお店で笑顔の再会


あの時の私の行動には今も

自分ではどうかと思う気持ちがあります


やはり、最後まで自分だけで

責任を持てなくては

してはいけなかったのかもと…


何よりなのは

飼い主さんとワンちゃんが

生きて再会出来た事


今回も本当に同じケースだった事に

胸を撫で下ろしたので

あえて今リブログさせて

頂きました



どのご家庭もワンちゃんも

最後まで

共に傍にいられる事を心から

願っています

 

 

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