アマプラで『パーム・スプリングス』を観たのでメモ✍️

タイムループ×ロマンス×コメディ

女の人、『モダンラブ』でドアマンとの話に出てた人だった。


妹の結婚式で浮かない顔のサラ(クリスティン・ミリオティ)とそこで出会うナイルズ(アンディ・サムバーグ)
先にループにハマっていたナイルズの後を追ったことで、結婚式の11月9日をひたすら繰り返すことになるサラ。

記憶は更新されつつ日付だけがリセットされて何度もその日を繰り返していく中で、2人は惹かれ合いながらも
ループから抜け出そうとするサラと諦めた様子のナイルズ。

2人の結末はどうなるのか、、


というあらすじ。



タイムループって、記憶は残ったままなんだって思うと不思議なしくみだよね

日付はリセットされるけど脳には記憶が増えていって、でも心身ともに歳は取らなくて、良くも悪くも何をしてもリセットされる。

周りにとっては全てが1回目。

そこにループしてる人間が2人いれば、同じ条件なわけだからその日を2人で何度も楽しめる。

最初は馬鹿みたいに色々楽しむ2人だったけど、長年付き合ったカップルみたいに当たり前にすれ違っていくのが面白かった。


中盤で、サラが妹の結婚式に浮かない顔で出席していた理由にもナイルズが気付く。

その展開もあって、最後まで飽きなかったな。


このループしている人間が2人だけなのかというとそうではなくて、いきなり登場してナイルズを襲う老人もまたループにハマっている。


妻は一番輝いてるけど子供の成長は見られない、バージンロードは歩けないと嘆くその老人の言葉で、何気ない日々の幸せみたいなものが感じられた。


結婚式で、ナイルズはスピーチをしてサラの気をひくのだけどそのスピーチを褒めるおばあちゃん。
1度目に出てきた時と2度目に出てサラのスピーチを褒めたときで印象が変わる。
何かを知っているような。
おばあちゃんもループしてたようにも見えた。


その直前、サラは誰かに電話をかけていたのだけどエンドロールの途中で老人が出てくるシーンに繋がってサラとナイルズがちゃんとループから抜け出したのだと確信が持てた。

サラはループから抜け出す方法を見つけて、ナイルズと実行することを多分、老人にも電話で伝えた。
老人は次の日結婚式でナイルズを見つけそれは無謀すぎると伝えるがそこには老人を知らないナイルズが居た。
ループから抜け出したことに喜んだ老人は酒をあるだけ持ってこいと喜ぶ。というシーン。

やっぱりエンドロールは最後まで観たい派。


あのあと老人もサラに聞いたやり方を試してループから抜け出して欲しい。
子供のバージンロードを歩いてあげて欲しい。


途中、いきなり出てきた恐竜に何かの意味があるのかと
観終わってから調べてたけど監督のインタビューではジュラシックパークが好きだから恐竜を登場させたかったと言ってて
映画とかでこれは何かの伏線だと思って観るのも良くないなと思った。

何の意味もないのに無駄に気になってしまった。

そもそもタイムループが非現実的なのだから恐竜くらい居たっていいよな、、笑



感想というか物語の振り返りを自分の中でしただけになってしまったけど

良いタイミングならひたすら繰り返しても楽しそうだし良いな〜と思ったけど
常にリセットされて何をしても良いということは、何をしても無意味だということ。
明日の来ないその絶望感って耐え難いなと思ったので私も脱出の方法考えるかな。



タイムループ、回数制限付きでしてみたいよね!

1日が3回ずつくらい試せたら色々できるのにね!


では今日はこの辺で。


また更新します〜