「約束ね。あそこはぬかるんでいるから、気をつけてね」
そう言われて、大好きな森に出かけた1年生。
キリン広場の近くは、昔、棚田があり、米を作っていました。
何度も山からの水が流れ落ちて、
池になっていたこともあります。
さらに泥が流れ落ちて、
ぬかるみになっています。
森作りに入って、自然との戦いで、今は柔らかい土が
盛られているようになっています。
「だって、飛び越えたらむこうは固いと思ったんだもん」
ぬかるみにはまり、洋服はもちろん泥だらけ。
靴はぬかるみの中にはまり、一方の靴は行方不明。
スタッフは彼を背中におんぶして、学園まで300メートル
もちろんスタッフさんの服も泥だらけ。
森の中の靴は他のスタッフさんがやっとのことで掘り起こし。
「楽しかった」
そうです。しっかり森と海の自然環境のフリースクールです。
スタッフさん、靴探しのスタッフさん含め4人とも大変でしたが。
着替えをもっていますので、なんともなかったようにバスで帰って行きました。あ、靴はゆずりは学園にあったスリッパに。
靴下は大丈夫。替えがあります。
楽しいキャンプのような時間が流れます。