小学校の頃、初めて仲間外れというものを経験した。

 

 

 

原因は、私のわがままな言動だったのだけど

子供の私は、仲間から外されたことにショックを受けた。

 

 

 

それから

「嫌われること」「一人になること」が怖くなり

 

 

 

そうやって必死に好かれようとすることにも疲れて

 

 

 

「人と向き合わない、期待しない」

そうやって生きれば、傷つかないで済むと思った。

 

 

 

真正面からぶつからなければ

嫌われることもないし

傷つけられることもない

面倒なことがない

 

 

 

一人の方が楽だった。

 

 

 

でも、誰とも一定の距離を保って生きる

そんな生き方がもたらしたのは

 

 

 

世界を信頼できない感覚。

 

 

 

大人になった今も

自分の望みやひらめきを言えなかったり

違和感や否定を相手に伝えられなかった。

 

 

 

つまり、言いたいことを飲み込んで

ヘラヘラする。

 

 

 

相手の気分を害さなければ

その方が楽だから。

 

 

 

まぁ、そんなことをしているから

 

 

 

人といる時間がどっと疲れるものになり

不満を溜めて、人から離れたくなったりしていた。

 

 

 

私のまんまで存在できなかった。

 



 

 

調子に乗った発言をしている人

嫌だってハッキリ言ってくる人

怒りをあらわにしてくる人

 

 

 

そうゆう人を目の前に創り出して

嫌な気分になっていた。

 

 

 

全部、私が我慢していること。

 

 

 

自分だけはしゃいだら、調子に乗ってると思われる

「嫌だ」って言ったら嫌われる

怒りを表したら、面倒臭いって思われる

 

 

 

そんな怖れがあるもん。

 

 

 

だから、私に必要なのは

大きなことを成し遂げるよりも先に

 

 

 

毎瞬、私のまんまで存在してみる

それが大事な気がする。

 

 

 

でもね・・・

そう意識すると自分の繊細さ、面倒臭さに嫌気が差した。

 

 

 

「私って、なんて面倒臭いんだろう・・・」

ってすごく思う。

 

 

 

「扱いにくい子ね」

昔、母親に言われた台詞を思い出す。

 

 

 

私は理解されない。

扱いにくい。

 

 

 

繊細で複雑でヒステリックで

自分でも疲れる。

 

 

 

でも、それが私。

 

 

 

聞き分けのいい子

物分かりのいい子

迷惑をかけない子

 

 

 

をやめる時が来たのかもしれない。