私の故郷である島原雲仙普賢岳の大火砕流が起きてから今日で25年が経ちました。


地元消防団や報道関係者などの43人もの尊い命が失われました。


自然豊かな故郷の家も山も何もかもが土石流に埋もれた光景を目にして、言葉を失いました。


土石流が押し寄せた川は普段は音無し川と呼ばれ、水がほとんどなくてとても静かな川でした。


私の実家は被災地域から離れた地域にあったので直接的な被害は免れましたが、降灰で作物被害などは大変だったようです。


そんな訳で正直日にちまでは覚えておらず、今朝のニュースで25年が経ったということを知りました。


もうそんなに経ったんだ・・・今では東日本や熊本震災ですっかり雲仙のことは忘れていたけれど、自分の中でも風化させてはいけないのだと思いました。


先程テレビ東京系の番組「100年の音楽」の中でヴァイオリニストの川井郁子さんが、今日の日にちなんでなのか島原の子守唄を弾いていました。


久しぶりに聴く子守唄はどこか悲しげだけれども、こうしてヴァイオリンで美しく奏でて貰えて亡くなられた方への鎮魂にもなるのではと、島原出身者としてはとても有難く思いました。


現在の島原は完全に復興を成し遂げて地元産業に力を入れています。


島原の特産品はそうめんやカステラ、農産物はみかんやジャガイモなど、海産物はワカメなど様々な作物を育てています。お魚も美味しいですよ!


温泉も豊かに湧き出る観光地でもありますので、大火砕流を乗り越えて逞しく復興した島原に是非お越しくださいませ~(*^.^*)


熊本の余震がまだ気になりますが、私もそう遠くない未来に実家に帰って復興のために何か自分なりにお手伝い出来ることがないが模索して実行出来たらと思います☆





大火砕流の後に出来た平成新山









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