お疲れ様です。いつもお世話になっております。玉吉ふさじです。

みちのくコミティアにていらっしゃった方々、どうもありがとうございました。

毎度おなじみ同人漫画サークル「ザダック」の次の参加イベントは8月21日の夏コミティアです。新刊のタイトルはいつも通り「ザダックの深海アンソロジー」。今回のテーマは夏らしく「深海」となっております。

一応締め切りは来週ということになっていますので、ブッチしないよう余裕をもって制作に取り組みましょう。

さて今回は全快の公言通り新刊の私の漫画の主人公となる人物、モーセ(モーゼ)について、漫画に必要な程度に簡単に解説しましょう。ウィキに乗ってる程度の知識なので詳しく知りたければググってください。

〈モーセの大体〉
モーセとは旧約聖書に登場する指導者のことです。

彼の生まれた時代のエジプトは、エジプト人がヘブライ人を奴隷にしたり、増えすぎないように赤ん坊の内に殺してしまったり酷い国でした。

ある日モーセ母が赤ん坊を逃がすために近所の川に流したところ、なんと自分の仕えてる王宮の王女に拾われて召使にして貰うという大ラッキーが発生しました。モーセという名前はこの時の出来事を元に付けられた名前で、「(川から)引き上げられたもの」を意味するのだそうです。

無事大人になった青年モーセは「自分達ヘブライ人ばかり虐げられるのはおかしい!」と思ったので、そこらへんでエジプト人にイジメられてるヘブライ人を助けました。でもその際相手のエジプト人をうっかり殺してしまったので、脱兎のごとく逃げおおせ、近くの遊牧民に匿ってもらい嫁と子供作って幸せに暮らしましたとさ。

              ~終わり~

でもある日空から神様がやって来て「今すぐエジプトに帰ってヘブライ人救いなさい」とか言い出したので、仕方ないから老人モーセは家族とエジプトに戻ってファラオに「神の声が聞こえたのでヘブライ人奴隷解放してくれませんかねぇ・・・」と頼みました。「お前頭沸いてんじゃねぇの?」みたいな顔されました。そりゃそうだ。

埒が開かないのでモーセは神に頼んでエジプト王に十個のちょっとシャレにならないレベルの嫌がらせを喰らわせました。この嫌がらせのあまりのえげつなさにエジプト王はビビりまくってついヘブライ奴隷を開放しちゃいました。どれくらいえげつないか知りたい人はググってみるといいよ。マジエグイからこのハゲ。

モーセは解放したヘブライ人の指導者となり、神に言われた「約束の地」を目指すことにしました。しかし十の災害が去り冷静さを取り戻したファラオは突如「やっぱあの話ナシで」とか言い出してモーセ達に追っ手を仕向けました。

エジプト軍から逃げるモーセ達の前には巨大な紅海が立ちはだかります。そこでモーセはまたもや神に頼んで右手をかざすと海が割れるようにして貰いました。

これで逃げられる。そう思ったモーセ達の前には新たな敵が待ち受けているのでした。

これがモーセという人物の大体です。今度出す漫画はこの場面の続きからという感じになります。続きが気になる人は8月21日の夏コミティアでお会いしましょう。