今週末まではお花見出来そうで、何より。
ただ、ここ最近は晴天が少ないのが寂しいものですね^^;
晴天と満開の桜。
青とピンクのコントラストが好きなのですが、まだ見れておりません。
とはいえ、散りゆく桜が一番好きなのですけどね
儚くて切なくて、でも美しくて大好きです。
ザギンちゃんが小学生くらいの頃、散り際に花見をした時。
つむじ風が起こり、逃げたものの、その中心に入り込んでしまった時。
上を向いたら、自分を中心にして回る花吹雪に、えも云われぬ感動をしたものです…
一瞬ではありましたが。
もう一度、体験したいなぁ…と、大人になった今でも思います。
今回は【負けるのは嫌!】や【減点方式は人生損する!?】で少し触れさせて頂いた、2対8の割合の法則についてご紹介致します。
まず、大前提とした上で。
ブラックザギンちゃんの頃、この法則を理解しなかった頃は「仕事出来ないクズは氏ね」と思っておりました
これをどうやって改善出来たか、を書いていきます。
題名にもある通り、2割とは仕事のデキる人の割合。
8割とは仕事をしない人の割合。
厳密にはクズや、仕事が出来ない、仕事をしないというのは違うのですが…
分かりやすさ重視でいきます
まず、2:8の法則とはパレートの法則とも言い、経済学者が発見した法則です。
こちらは会社のマーケティングなどで使われることが多いです。
しかし、多方面でこれに当てはまる事象が多いので、色んな場面で使われます。
今回これに当てはまるのが、働きアリの法則です。
まず、100匹の働きアリを用意します。
皆様は働きアリのイメージはどのような物があるでしょうか?
皆んなせっせとよく働くといったイメージが強いのではないでしょうか。
実際は、そうでもありません。
約2割のアリ20匹ほどがよく働き、他の約8割は大して働かないのです。
厳密には2:6:2で、よく働くアリが2割、普通が6割、働かないアリが残りの2割。
では、よく働くアリのみを100匹用意したとします。
やはり、全員に頑張って働いて欲しいですものね
100匹の蟻さん総活躍社会!
どうなると思いますか?
100匹のよく働くアリだけを集めても、やはりその中でも2割がよく働き、他の8割はサボるようになるのです。
驚きですね。
精鋭ばかりを集めたはずなのに…
では、逆に働かないアリのみを100匹用意したとします。
全員ぐうたらで動かない気がしますね。
ところが!
その中でも、2:6:2で、よく働くアリが2割に増えるのです。
全く働かなかったのに…
不思議。
これが働きアリの法則です。
これは、人間社会にも適用されます。
会社を起こした際に、少数精鋭のみで回そうとすると無理が出てきます。
なぜなら、会社を運営していく上で作業は必ず必要だからです。
作業とは、誰にでも出来る簡単な仕事のこと。
伝票を仕分けたり、電卓叩いたり、電話応対であったり…
けれど、少数精鋭ですので、皆んな企画運営などの仕事の方が得意です。
しかし、作業をする人がいないと仕事は回りません。
そうすると、その少数精鋭の中でもデキる人とそれよりは劣る人が出てきますので、劣る人は作業に回らざるを得ません。
そのうち劣る人はその会社を辞めるか(他の会社で活躍出来ますしね)、やり甲斐を感じなくなるのでやる気が無くなるでしょうね。
言葉は悪いですが、働かないアリの完成です。
逆に、会社で精鋭を2割、あとは普通以下を8割用意した方が、意外にも上手く回るものです。
チームワークという言葉がある通り、適材適所が成り立ちます。
この適材適所が、社員達のモチベーションUPに繋がり、団結し、仕事が上手く回るのです。
デキる人は、デキない人の使い方や、デキない人への仕事の振り方をよくご存知ですので。
こうして見ると、仕事をしないもとい出来ない人も必要不可欠な人なのです
そう思うと
「こんなに自分は頑張ってるのに、なんであいつは…」
「なんであんなに仕事出来ないわけ?辞めればいいのに」
「仕事出来ないくせに!」
など、思わなくなって来ませんか?
と言うより、世の中そんなにデキる人はいないのです。
だからこそ、自分が輝けるとも言えます。
周りがデキる人だらけだと、自分はそれより劣った人間になるわけですから、輝くどころか…ですよね?
惨めな気分にならないのは、ある意味良いことです。
「仕事をしない、出来ない人も必要不可欠なのだ」と思いながら仕事をすると、自分の気持ちが楽になります。
周りに怒ったり、イライラしたりしなくて済みますから。
人生、楽に生きていきましょう