いつも読んでくれてありがとうございます。
 
健康コンサルタントの猿田です。
 
病気は脳がつくる!パート② 〜 感覚編 〜について書きたいと思います。
 
よく
 
「 病気は未来からのクスリ 」という言葉がありますが
 
病気って
 
生活習慣の乱れ や 偏った思考 が
 
原因になることが多いけど
 
ほかにも

生まれてくる時に決めてきた
 
本来の自分からズレた時にも病気になるし
 
今までの自分から
 
本来の自分に戻る時にも病気になります。
 
また
 
病気という体験を通して、内面の成長、霊的な成長が促されていく。
 
そんな役割も多くあります。
 
人は、長い長い輪廻の中で学び、進歩していくものだから
 
病気って本当は悪いものでは無いのかなと思います。
(肉体感覚的に心地良いものではありませんが・・・)
 
多くの場合、病気は
 
ただバランスが崩れてるだけだから
 
バランスをとれば改善していくので
 
良いとか悪いとかでは無いのですが・・・
 
世の中では
 
病気は悪いもの。
 
病気は問題。
 
だと、捉え
 
病気を必要以上に深刻にしてしまうケースが多々あります。
 
病気の方の相談を受けていると
 
「 何が悪いんですかね・・・? 」 と いう口癖をよく耳にします。
 
対応では、「そうですね、○○さんは何だと思いますか?」 と お返ししますが
 
カウンセリングをしていて感じるのは
 
多くの場合
 
自分で、問題を深刻にしていく思考の癖
 
 
なんでも深刻にしていく感覚の使い方が

ネックになっていることが、とても多いです。
 
もちろん、日常生活の中の原因を分析して
 
それを少しずつ改善していくことは
 
とても大切なことだけど
 
僕らは、意識が作り出す現実の中に生きているので
 
出来事を 『 問題 』 だと思った(設定した)瞬間から問題に変わります。
 
それに意味を与えてるのはいつも自分なんですよね。
 
日常のいろいろなことに意味を与えて
 
ただの出来事を深刻な問題へとすり替えていく
 
そのパターンが、ストレスを生み出し
 
なかなか病気から抜け出せない原因になっているのかもしれません。
 
少しだけ話がずれますが
 
セラピストでも、カウンセラーでも、コーチングでも、コンサルタントでも
 
「 相手の言うことを信用したら解決しない 」
 
「 問題に付き合ったら解決しない 」
 
と言われています。
 
ラポール(信頼関係)を築くために
 
コミュニケーションをとることは大切なことですが
 
多くの場合、クライアントさんが問題だと思っていることは問題ではなく
 
それを投影している潜在意識や

出来事や問題を深刻にしてしまう思考の癖 

感覚の使い方 に問題があるので
 
問題を解決しようとすると
 
本質的なことが見えなくなってしまうからです。
 
だから、問題解決のセッションやコンサルは

問題を解決しても、解決しても
 
肝心の、問題を深刻にしていくパターンをゆるめていかない限り
 
しばらくしたら、場面や人を変えて似たような問題がまた起こり

やっと解決したと思ったら、また問題。
 
やっと解決したと思ったら、また問題。
 
という風に、いつまで経っても問題が起き

ずっと頑張り続けなきゃいけなかったり・・・
 
落ち着かない日々や不足感の多い日々を過ごしがちです。
 
人間だから
 
色々な思考や感情の波があるのは当たり前だし
 
それが湧き上がることを止めることは出来ないけど
 
ただの出来事を
 
深刻な問題へと作り替えてしまう
 
物の見方、感覚の使い方というものがあって
 
それが
 
「 きちんとやらなければいけない 」
 
「 しっかりしなければいけない 」
 
「 うまくやらなければいけない 」
 
という、日本の教育に多く見られる教えが
 
元になっているケースが多いのかなと思っています。
 
学校でも、家庭でも、日本の教育の特徴は
 
減点法 といって
 
悪いところを指摘することがベースになっています。
 
減点法は、協調性は育つけど、個性を否定されたり
 
失敗を指摘されることが多いので、失敗を怖れるようになり
 
なんでもしっかりやろうとして 
 
『 完璧主義になりやすい 』 というデメリットがあります。
 
そして
 
学校教育で推奨されている 「 なぞり読み 」 も
 
この 『 きちんとやらなければいけない 』 という感覚を強めてしまうように感じています。
 
ひとつ前の記事でご紹介した角田さんの速読、イントレEX を体験して感じたことは
 
自分が、普段いかに本を 「なぞり読み」 しているかということ 叫び
 
一行、一行をしっかり理解しようとして
 
『 しっかり読もう! 』 と、し過ぎている自分に気がつきました。
 
そして、これ
 
出来事を問題にすり替える。
 
問題を自分で深刻化していく。
 
そんなときの
 
感覚の使い方と、とても似ているなと、感じました。
 
以前
 
けん玉をしていくと、トラウマの影響が減っていくという記事を書いたのですが
この記事ね

けん玉も読書も
 
適度に脱力していく。
 
周辺視野を上手に使っていく。
 
右脳的な感覚を上手に使っていくことが必要で
 
その感覚の使い方が
 
人生をより良いものへと発展させてくれたり
 
病気からの回復にとても役立つのではないかと感じています。
 
出来事を問題にしていく感覚。
 
問題を自分でどんどん深刻にしていく感覚。
 
何事もしっかりやらなければいけないという幻。
 
もしかしたら
 
それを 本の読み方や 脳の使い方 で
 
ゆるめることが出来るかもしれません。

時と場合により、しっかり理解することも大切だから
 
なぞり読みが悪い訳では無いけれど
 
しっかり読もうと、偏り過ぎていませんか?
 
自分が、普段、どんな風に本を読んでいるか?
 
よかったら意識してみてくださいね。
 
今日も、最後まで読んでくれてありがとうにひひ
 
健康コンサルタント 猿田 友
 
( タマホーム )