いつも読んでくれてありがとうございます。
健康コンサルタントの猿田です。
お店の立ち上げに携わらせていただいた 新しいカタチの自然食品店
『 けんこうテーブル365 』
いまでも週1日ですが、お店に出て接客や健康相談を行っています。
おとといYahooニュースにこんな記事が流れました。
この記事、日々色々な方の健康相談にのっていて思い当たるケースが非常に多いです。
昨日、お店での接客で、すこし悲しかったことがありました。
82歳の女性。10年間、高血圧の降圧剤を服用。
眼の動きが鈍く、少しうつろ。会話の受け答えも詰まることが多い。
『 目は口ほどに物を言う 』 『 目は表に出ている大脳 』 という言葉があるように
目の動き と 脳の動き は関係が深いにも関わらず
かかりつけの病院からは、上の血圧が120台で安定するように薬を飲まされ続けている。
年をとれば、血管は固くなり、動脈硬化も進行してくることから内腔も狭くなる。
だから、本当はある程度の血圧が無ければ、体のすみずみまで血液は回らないし
特に脳は慢性的な血流不足に陥りやすい。
いま日本は予備軍まで含めると、65歳以上の8人に1人が認知症と言われています。
高齢化が進んだから、認知症の患者数も増えて当たり前なのか?
それとも
過剰な投薬、過度の医療行為が認知症を作り出しているのか?
本来は年と共に肝臓や腎臓の働きが落ちてくるので、年と共に薬を減らさなければいけないのに
年と共に薬を増やされ続ける日本の医療。
薬が必要な時もあるし、薬そのものが悪いわけでは無いけれど
生活習慣を変えずに薬に依存し続ける患者さん
自分の家族には処方しないであろう薬を平気で出し続けるお医者さん。
病気は医者に任せるものだと、家族の病気に無関心な家族。
制度疲弊を起こしている日本の医療制度と利権構造。
結局、これもひとりひとりの意識が集合意識となり、現実になっているから
誰が悪い!という訳ではないけれど
もし、いまご家族の認知症に悩まれている場合で
降圧剤、安定剤、コレステロールの薬、消炎鎮痛剤
慢性的にこれらの薬を飲んでいるとしたら
減薬していくと、軽度の認知症なら改善していく可能性はあると思います。
ただ、自己判断で断薬するのではなく、医師と相談しながら少しずつ減薬を試みてください。
そして、もし薬について質問をした時に高圧的な態度や嫌な顔をされた場合
そのときは、かかりつけの年数など関係なく病院を変えることをお勧めします。
患者は、自分の健康に真剣だからこそ質問をするのに
質問されると嫌がり、高圧的な態度をとるお医者さんは、所詮その程度のお医者さんです。
( 本当に頑張っているお医者さんも多いのに、言葉が乱暴でごめんなさい )
一般の人は、どの病院に行っても同じだと思っている方が多いですが
どの病院、どのお医者さんに診てもらうかで、びっくりするほど薬の量は変わります。
病院選びも自分の責任なので、病院選びにも関心を持つようにしてみてくださいね。
ご家族の認知症、もしかしたら減薬すると良くなるかもしれません・・・
必要な方に、この記事が届きますように。
健康コンサルタント 猿田 友